任侠団体山口組の「引き抜き」現場を撮影


指定暴力団・神戸山口組から一部の組長らが離脱し、30日に新しい組織の立ち上げを表明しました。
離脱したグループの幹部は、組織内の有力者を味方につけようと「引き抜き活動」を行っています。

「新しい組織の幹部でしょうか。次々と関係者が入っていきます」
兵庫県尼崎市で30日午後、神戸山口組を離脱した直系組長らが新組織結成のためとみられる会合を開きました。
新しい組織の名前は「任侠団体山口組」で、神戸山口組の織田こと金禎紀元若頭代行が代表に就任しました。
この新組織立ち上げ前日、金禎紀代表が大阪市生野区で、神戸山口組傘下の有力組織「太田興業」組長と密会する様子を関西テレビのカメラが捉えました。
離脱グループが有力者の引き抜き活動を繰り広げていることがうかがえます。
太田興業は29日、神戸山口組の緊急集会には欠席していましたが、1日の会合には出席していて、新組織には合流しなかったということです。
新組織の幹部が一部メディアに発表した内容によると、神戸山口組内の上納金が高すぎることや人事への不満などが離脱の背景にあるということです。
新組織には神戸山口組傘下をはじめ約30の団体が加わっていて、警察は新たな抗争が起きないか警戒を強めています。