いまや“戦う経営者”所英男


格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX 2017」(7月30日、さいたまスーパーアリーナ)で開幕するバンタム級トーナメントに出場する所英男(39)が“事業拡大”に向け、鼻息を荒くしている。

 トーナメント1回戦でいきなり元UFCトップファイターの堀口恭司(26)と対戦。「100人いたら99人が堀口選手が勝つと思われると思います」と自ら言う難敵だが「堀口選手に勝てる日本人は僕しかいないと信じています」とやる気満々だ。そこには「今回が最後のトーナメント」にかける意味合いがある上に、現実的な理由もある。

 かつては“戦うフリーター”と言われたが、現在は「住みたい街ランキング」でも常に上位に入る武蔵小杉(神奈川・川崎市)で格闘技ジムとストレッチ専門店の2店舗を経営する“戦う経営者”となった。しかしここにきて「今年の転勤とか異動の季節に、ジム生が減ってしまったんです」という事態に…。そこで「やはりボクが広告塔としてトーナメントでいい試合をすれば、会員数は増えると思う。今回はチャンスなので頑張らないといけない」と経営者の顔で話した。

 目標として「武蔵小杉にもう1店舗、リングのあるジムを出したい」とぶち上げる所は、トーナメントの優勝賞金が1500万円と知るや「それだけあれば一気に3店舗目に前進しますね…」とポツリ。さらに「いや、無心で戦わないと。お金のために戦うわけじゃないから。でも1500万円か…優勝、したいっすね」と雑念を振り払いながら必勝を誓った。