村田諒太 まさかの結末に本人は「判定聞く瞬間に胸騒ぎはしていた・・。」 | 判定に納得がいかない!村田諒太の「最激戦」ミドル級の世界戦の試合結果


◆試合動画と試合後村田諒太の記者会見
「判定聞く瞬間に胸騒ぎはしていた・・。」
「負けたから次は頑張るとそう簡単には言えないし、気持ちの整理が必要。」













<プロボクシング>◇20日◇有明コロシアムほか
◆WBA世界ミドル級王座決定戦
アッサン・エンダム
(33=フランス、同級1位)
○ 判定負け × 村田諒太
(31=帝拳、同級2位)
<1回>序盤は様子見の展開、村田の周りをエンダムが回りながらジャブを放つ。終了間際村田の右ストレートがヒット。
<3回>村田の右を警戒するエンダム、お互い決定打はない。
<4回>ラウンド終盤、村田の右ストレートがエンダムをとらえダウンを奪う。その後も攻めたがゴング。
<5回>エンダムは空を切るパンチも勢いがある。村田は右ストレートでプレッシャーをかける。エンダムはロープ際でよろめく場面もあったがしのいだ。
<6回>村田の右ショートストレートがエンダムの顔をとらえたが前に出るエンダム、村田の顔にも腫れが見える。
<7回>村田の右ストレートがヒットしよろめくエンダム、ロープにもたれダウンにはならず。2度スリップするなど疲れが見えてきた。
<9回>村田の左ジャブにふらついたエンダムだが、強いパンチをかえす。
<10回>村田の右ボディーに苦悶のエンダム、クリンチで逃げる。村田のワンツーがエンダムの顔をとらえる。
<11回>上下打ち分ける村田、左右のボディーがエンダムに突き刺さる。
<12回>攻め手をゆるめない村田は前に出る、エンダムは効果的なパンチを打てない。
 判定を待つ村田に笑顔が見えたが、まさかの1-2(116-111、110-117、115-112)判定負け。



◆村田諒太、初世界戦入場曲「パイレーツ-」
ボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦(20日、有明コロシアム)で初の世界戦に挑む同級2位村田諒太(31=帝拳)は5日、都内のジムで6回のスパーリングを行った。
同級1位アッサン・エンダム(フランス)との大一番だが、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の入場曲は変更なし。使用を決めたデビュー戦当日に、高校の恩師から「プロという航海に出る」という内容の手紙をもらったそうで「合ってますからね」。その航海の1つの終着点が迫る。


◆村田諒太が判定負け!快挙逃す
WBA世界ミドル級2位の、ロンドン五輪金メダリスト村田諒太(31=帝拳)が、同級1位で元世界王者アッサン・エンダム(33=フランス)に判定で敗れた。
序盤は互いに様子見の展開。4回に村田の右ストレートがヒットし、エンダムからダウンを奪った。その後も村田の攻撃が再三相手を捉え、エンダムがロープ際でよろめく場面もあった。村田は最後まで攻撃の手を緩めず、12回を戦い抜いた。判定の末、1-2でエンダムに軍配が上がった。
「最激戦階級」とも言われるミドル級で日本人王者は、過去に95年の竹原慎二のみ。日本人としては最重量階級の王者だ。村田は日本人2人目を狙ったが、惜しくも快挙を逃した。


◆村田諒太、五輪ミドル級金の同級世界王者なら史上初
ボクシングのWBA世界ミドル級王座決定戦は今日20日に有明コロシアムでゴングが鳴る。ロンドン五輪金メダリスト村田諒太(31=帝拳)は19日に都内で前日計量に臨み、元世界王者アッサン・エンダム(33=フランス)とともにパス。決戦の舞台が整った。五輪ミドル級金メダリストで、プロの同級で世界王者になった者はいない。国内最大級のビッグマッチを制し、113年分の扉を開く。興行はトリプル世界戦となる。
活気に満ちた目だった。「こんなんで大丈夫ですか。何かあったら言ってください」。はつらつとした口調で報道陣の質問を探る。ないとみるや、「ありがとうございました! 明日もよろしくお願いします!」。
世界戦決定後、数多くの取材で口を開いた。その最後。計量を終え、スッポンスープなどを腹に収めての会見でも、サービス精神旺盛に声は弾む。「ヒゲですか? このままで。ちょっとでも守ってくれる気がしませんか(笑い)。奈良のおばあちゃんに怒られるんです。『なんであんな汚い顔ででてるの』と」。しっかり笑いを取って幕引く姿は、まさに自然体だった。
はかりに乗って「最低限越さないといけない壁」の計量をパス。エンダムと同じリミットを200グラム下回る72・3キロで、互いに肉体を誇示した。向き合い、15秒。エンダムが顔をそらしたが「メンチの切り合いしていたわけじゃない」と笑顔でかわした。
泰然自若。その様子に世界的偉業の予感が漂う。1904年セントルイス五輪からボクシングが採用されて以降、延べ25人のミドル級金メダリストが誕生したが、プロの同級で世界王者はいない。この事実を聞いた村田は「えーーっ」と驚き、うなずいた。日本では五輪金メダリスト(階級問わず)で世界王者も初だが、世界規模でも快挙となる。
「最終的にはどつき合いですよ。ジャブが当たるか、とかではなく。シンプルにいきます」。そう話したのは今月10日。「黄金の拳」を持つ男の最大長所は、この気持ち。リングでは恐れを知らず、相手を殴り、倒す。それを迷いなく実行できる精神面にある。
この日、こうも言った。「僕は結構びびりで、試合になったら『はい、いこ!』と開き直るタイプなのに、いまからこんなに落ち着いていていいのかな」。ずっと前に「気持ち」はできていた。おどける姿は、数段上の「世界戦仕様」を感じさせた。113年分の重み。ボクシング史に名を刻む瞬間は、いま目の前にある。


◆五輪ミドル級金メダリストのプロ成績
ミドル級王者はいない。52年ヘルシンキ大会のパターソンがヘビー級王者になったように、他階級に変更しての戴冠はある。52年大会以降はミドル級が75キロに設定され、プロではスーパーミドル級(76・2キロ)に近いこと、50年代以降に共産圏のボクサーがプロ転向していないことも理由だが、歴代25人で1人もいない。


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◆WBC世界フライ級タイトル戦
ファン・エルナンデス
(30=メキシコ、同級王者)
× 6回TKO ○ 比嘉大吾
(21=白井・具志堅スポーツ、同級1位)

<2回>比嘉が左フックでダウンを奪う。
<5回>比嘉が再び左フックで2度目のダウンを奪う。攻め込む比嘉、ボディーにエルナンデスは苦しい表情。
<6回>比嘉の右アッパーにエルナンデスは3度目のダウン。比嘉の強烈なボディーで王者は4度目のダウン、その後も攻め続け5度目のダウンを奪ったところでレフェリーが試合をストップしTKO勝利。

 比嘉の話 最高の結果が出せてよかった。(計量オーバーしている相手に対して)自分も減量がきつくて、1時間前パニック障害を起こして危なかったが、自分の方が気持ちが強いと思い挑んだ。この試合は絶対に倒して取ろうと思っていた。日本人初のKOで全試合取っているので試合にかける思いは強かった。

◆比嘉大吾「1回から、12回いらない」
 ボクシングのWBC世界フライ級タイトル戦は、比嘉大吾が挑戦する王者ファン・エルナンデス(メキシコ)が計量失格した。

 約8キロの過酷な減量から解放された比嘉は安堵(あんど)感を漂わせた。リミットの50・8キロで計量をパス。故郷・沖縄産の甘酒とココナツウオーターを飲んで心身を癒やした。200グラムオーバーのエルナンデスが2時間の猶予を与えられ、再減量のために会場から消えると、比嘉は「自分が落とせればいいかなと。自分まで水が飲めなくなるわけではないですし」と意に介さず。ステーキ店に直行し、英気を養った。

 約30分後、比嘉に代わり師匠・具志堅会長が、王者の減量断念を見届けた。これで比嘉が勝利で新王者、引き分けか負けで空位になることが決まった。同会長は体重差を懸念し、非公式計量を要請すると、王者の体重が増加。「スーパーフライ(52・1キロ)ぐらいあった」と不快感を示した。

 王者が減量を苦しまずに体力回復できるため、比嘉にはハンディが大きい。「王者はリミットでクリアしないとね」と厳しく指摘した具志堅会長は「1回からいく。12回はいらない」と日本人初の全勝全KOでの世界王座奪取を狙わせる決意。比嘉は「勝たないと王者はないので。久しぶりの沖縄の世界王者になりたい」と、25年ぶり7人目の沖縄出身世界王者になるイメージを膨らませた。

◆比嘉大吾「最高の結果」
WBC世界フライ級1位の比嘉大吾(21=白井・具志堅スポーツ)が王者ファン・エルナンデス(30=メキシコ)と対戦し、比嘉は6回に3度のダウンなど奪いTKO勝ちし、新王者となった。日本人初となる全勝全KOでの世界奪取に成功した。
比嘉は試合後のインタビューで「最高の結果が出せてよかった。(計量オーバーしている相手に対して)自分も減量がきつくて、1時間前パニック障害を起こして危なかったが、自分の方が気持ちが強いと思い挑んだ。この試合は絶対に倒して取ろうと思っていた。日本人初のKOで全試合取っているので試合にかける思いは強かった」と話した。


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◆WBC世界ライトフライ級タイトル戦
ガニガン・ロペス
(35=メキシコ、同級王者)
× 判定勝ち ○ 拳四朗
(25=BMB、同級4位)

WBCライトフライ級4位の拳四朗(BMB)は王者ガニガン・ロペス(メキシコ)に2―0で判定勝ちし、新王者となった。
拳四朗の話 内容は全然良くなかった。ジャブが当てにくかった。必死だった。(王座に就き)ほっとした。もっと練習して、強くなって防衛する。

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◆WBO世界ライトフライ級タイトル戦
田中恒成
(21=畑中、同級王者)
○ 判定勝ち × アンヘル・アコスタ
(26=プエルトリコ、同級1位)

<1回>互いに積極的な攻めでスタート。
<5回>田中が先にダウンを奪う。
<8回>両者さらに激しい打ち合いに。田中の足もふらつき始めた。
<12回>両者譲らず判定へ。3-0で田中に軍配が上がった。

◆拳四朗“親子王者”に
拳四朗(25=BMB)が世界ベルトをもぎ取った。王者ガニガン・ロペス(35=メキシコ)を2-0判定で撃破。元日本&東洋太平洋王者の父寺地永会長(53)に導かれ、漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウから命名され、晴れ舞台で“古都の拳”をさく裂させた。
「ギリギリやなあと思ってたんで。いや~、でも良かったです」。プロ10戦目で初のサウスポーに手を焼いたが、最終ラウンドは強烈なボディー打ちを連発し、ロペスをKO寸前まで追い込んだ。
会見では何度も報道陣を笑わせた。切れた右の上下くちびるで「口内炎になるかな。明日、わさびが~」と翌日に食べに行く焼き肉の食べ方を心配。「あれ? これ反対ちゃうん?」。試合後にファウルカップを外した時、トランクスの前後を間違えたことを告白した。
ベルトを受け取ると真っ先に父の腰に巻いた。世界王者になれなかった父に、世界の気分を味わわせた孝行息子。「相手のペースに合わせてもうたり、ジャブが当たりにくいラウンドがあったり…。まだまだですね。負けないチャンピオンになりたい。勝ち続けます」と宣言した。

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◆田中恒成が初防衛 リングに田口呼び出し統一戦約束
王者田中恒成(21=畑中)が初防衛に成功した。16戦16勝で16KOと無敗を誇った同級1位アンヘル・アコスタ(26=プエルトリコ)とフルラウンド戦い、3-0の判定で下した。田中はプロ戦績を9戦9勝(5KO)とした。
序盤からアコスタが左右フックを中心に攻め込んできたが、冷静に対応した。5回には右アッパーでダウンを奪う。「本当に強くて、激して、つらくて、最高の試合でした。こんな強い挑戦者からベルトを守って自信になります」。試合が終わると、今度はマイクパフォーマンスで会場を沸かせた。
以前から熱望する日本人選手との統一戦実現に向け、テレビ解説を務めたWBA同級王者の田口良一(30=ワタナベ)を呼びだした。「みなさん聞こえます? 田口選手、よかったらリング上にお願いします」。そして「今年中にやりましょう」。田口が「次勝って、ぜひとも田中くんとやりたいと思います」と答えると、田中が「次に畑中会長を説得します。OKか、NOか」。畑中会長は「OK」。そして再び田口へ「渡辺会長への説得は田口選手にお任せします」と言い、田口は「会長にちゃんと言っておきます」と宣言した。