高畑淳子が息子溺愛を演じる


女優、高畑淳子(62)が6月3日スタートのフジテレビ系「屋根裏の恋人」(土曜後11・40)に出演することが30日、分かった。昨年8月に長男の俳優、高畑裕太(23)が強姦致傷容疑で逮捕(不起訴処分)されて以来、初の民放連ドラ出演。石田ひかり(44)演じる主人公の義母で、息子を溺愛する派手なベリーダンス講師役に「家で娘にしごかれながら一日中踊っています」と自宅で猛練習中だ。

 演技派女優が、お茶の間も待ちに待った“連ドラ復帰”を果たす。「屋根裏の恋人」は石田の14年ぶりの連ドラ主演作で、家族と平凡な生活を送っていた主婦の衣香(石田)のもとに、18年ぶりに元恋人の樹(今井翼、35)が現れ、彼女の家の屋根裏にすみつく恋愛サスペンスだ。

 高畑は、衣香のしゅうとめでベリーダンス講師の千鶴子役。衣香の義父の後妻で、血のつながらない息子を溺愛し、派手好きで名声のためなら何でもするアクの強い女を怪演する。高畑は、昨年8月に長男の俳優、裕太が強姦致傷容疑で逮捕され、母として直後に会見を開き謝罪。裕太はその後、被害者と示談が成立して不起訴処分で釈放された。

 昨秋はすでに決まっていた主演舞台「雪まろげ」を懸命にこなしながら、テレビ出演は見合わせ、息子と向き合う時間を作ってきた。“自粛”を経て、今年2月にNHK「スタジオパークからこんにちは」でテレビ復帰し、騒動から約10カ月を経て民放連ドラに出演する。

 名声欲の強い56歳の千鶴子役について高畑は「とても濃い人」と分析。「お庭でホームパーティーをしながら、みんなの前でベリーダンスを踊る感覚の人。しかもベリーダンスの衣装はおなかが出ていて…普通、隠すでしょう?」と劇中でヘソ出しにも挑む。

 ベリーダンスは初挑戦で、「家で娘にしごかれながら一日中、踊っています」と笑顔。年明けに家族で引っ越した東京都内の豪邸で、長女で女優、高畑こと美(30)と特訓中だ。嫁役の石田については「温かな人柄が豊かににじみ出ている方」と共演を心待ちにしている。女優魂を燃やす高畑が、愛と欲がうずまく物語を、存在感ある演技で牽引する。