これ、プライム会員はどうなるの?「ヤマト運輸、アマゾンの当日配送から撤退」


宅配最大手のヤマト運輸は最大の取引先であるインターネット通販大手アマゾン・ドット・コムの当日配送サービス(総合2面きょうのことば)の受託から撤退する方針を固めた。
夜に配達しなければならない荷物が増え、人手不足の中、従業員の負担が増しているため取引を見直す。
アマゾンは日本郵便などへの委託を増やす考えだが、ヤマトの撤退でサービス縮小を余儀なくされる可能性がある。

◆ヤマト運輸 アマゾンに当日配達の引き受け量縮小を要請
ドライバーの人手不足に対応するため、サービスの見直しを進めている宅配最大手のヤマト運輸は、大口の取引先であるネット通販大手のアマゾンに対し、注文があったその日のうちに配達する荷物の引き受け量の縮小を要請していることがわかりました。
ヤマト運輸は、ネット通販の荷物の増加で昨年度1年間に配達した宅配便の数が18億個を超えて過去最高を更新し、ドライバーの長時間労働や人手不足が深刻化しています。
このため、大口の取引先であるネット通販大手のアマゾンに対し、料金の値上げと合わせて、注文があったその日のうちに配達するサービスの引き受け量の縮小を要請していることがわかりました。

アマゾンの当日配達のサービスは、有料会員の利用者などが注文すると数時間以内に商品の発送が始まりますが、宅配会社にとっては、夕方から夜間にかけての荷物の仕分け作業や配達業務が増えて、長時間労働の要因の一つとなっています。

関係者によりますと、ヤマト運輸は、すでに一部の地域で引き受け量を縮小していて、今後、引き受け量をさらに減らす方向でアマゾン側と協議する方針だということで、アマゾンの日本市場での戦略に影響が及ぶ可能性もあります。