4月15日の阪神11Rで行われた
第23回アンタレスステークス
(4歳以上オープン、GIII、ダート1800メートル、別定、
16頭立て、1着賞金=3600万円)は、
川田将雅騎手騎乗の1番人気
グレイトパール(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎)が
中団追走からまくり気味に進出、直線は馬場の真ん中を伸びて
11カ月ぶりの鉄砲Vを決めた。
タイムは1分49秒8(不良)。
グレイトパールは芝2000メートルで新馬勝ち。
その後は芝で7着、13着と低迷したが、
4戦目に路線転向してからは6戦6勝とダートでは底を見せていない。
(サンケイスポーツ)
1馬身1/4差の2着には
中団からまくって4コーナー先頭のミツバ(3番人気)、
さらに半馬身差遅れた3着に
大外から追い込んだクインズサターン(5番人気)。
アンタレスステークスを勝ったグレイトパールは、
父キングカメハメハ、母フォーチュンワード、母の父デヒアという血統。
北海道新ひだか町・千代田牧場の生産馬。
馬主はH.H.シェイク・ファハド氏。
通算成績は9戦7勝。重賞は2017年平安S・GIIIに次いで2勝目。
アンタレスSは中内田充正調教師は初優勝、
川田将雅騎手は2009年ウォータクティクス、2010年ダイシンオレンジ、
2012年ゴルトブリッツに次いで4勝目。
◆川田将雅騎手(1着 グレイトパール)
「11カ月ぶりで無事に終われたのが何よりです。
もともと得意な距離なのは間違いなかったですし、
内容も伴ってくれたのでよかったです。
前半は得意な馬ではないんですが、いい雰囲気で上がってこれましたし、
馬の本質の良さが出ましたね」