プロ野球キャンプニュース(2/12)

 <今日の一番>

 上半身のコンディション不良からの復帰を目指す

ドラフト1位の鍬原拓也投手(21=中大)が

12日、沖縄3軍キャンプで4度目、

9日以来となるブルペン投球を行った。

 座った捕手へストレートのみを43球。

内外角のコースを指定し、力強いボールを投じた。

これまでは立ち投げ、中腰、座りと段階を踏んできたが、

立ち投げから直接座った捕手へ投げ込んだのは初めて。

順調な調整ぶりを見せたが

「まだ自分の中ではボールがばらついている。

いいボールもありましたが、コントロールを高めていきたい」

と口元を引き締め、厳しい自己評価を下した。

 

 

 「怪童」の異名を取った中西太氏(84=日刊スポーツ評論家)が

12日、オリックスの宮崎キャンプで熱血指導だ。

 打撃練習をする若月、杉本らに身ぶり手ぶりで打撃理論を注入。

本塁打王5度獲得したレジェンドからのレクチャーを、

20代の若手選手も真剣な表情で聞き入っていた。

 中西氏は

「(昼食の)うどん食わしてもらったから(指導した)」と遠慮気味だったが、

球場の誰よりも目立っていた。

 

 

 広島日南キャンプ第3クール3日目の12日、

中崎翔太投手(25)がブルペンを独り占めした。

 この日ただ1人ブルペン投球を行った右腕は、

真っすぐや変化球を3球ごとに投げ、最後は真っすぐを連続8球で締めた。

 計50球はスライダーやシュートだけでなく、カーブ、チェンジアップも交えた。

「真っすぐがだいぶ指にかかってきたので。

これから実戦も入ってくるので、このクールで投げておきたかった」。

孤独なブルペン投球には

「やめておこうかなと思いましたが、入っておこうと」と笑って振り返った。

 

 

 阪神で昨年一番勝った阪神秋山拓巳投手(26)が

12日、沖縄・宜野座キャンプで行われた紅白戦に先発した。

【写真】ソロ本塁打を放ちナインとハイタッチするロサリオ

 ロサリオにソロを浴びた以外は安定した内容。

球速も140キロ台前半をコンスタントに出し、2回1安打1失点に抑えた。

習得を目指すチェンジアップも試投した。

 昨季12勝と飛躍した右腕。一番の注目はロサリオとの対戦だった。

「ロサリオに打たれた球だけは(直球が)シュート回転しました。

シーズン中にはない配球だったけど、1球でしとめたので、頼もしかったです」。

実際に対戦し、新主砲への期待を一番感じた一人かもしれない。

 

 

 ヤクルトのドラフト2位大下佑馬投手(25=三菱重工広島)が

12日、春季キャンプ(浦添)で初めて打撃投手を務めた。

【写真】打撃投手を務めたヤクルト大下

 広岡と藤井を相手に合計38球を投じた。

最速は137キロで、97キロだったカーブとの緩急差は40キロと、

新人で最も実戦向きという評判の片りんをのぞかせた。

 だが、納得がいかなかったのか、登板後にはブルペンに向かい、

100球の“おかわり”投球練習を実施した。

大下は「まだまだです。ボールが高かったりした。

初めて打者に投げたので、これからです。

とにかく左右、低めを意識して、続けていきたい」と表情を引き締めた。

 

 

 日本ハム堀瑞輝投手(19)が11日(日本時間12日)、猛反省した。

 米アリゾナキャンプ第3クール2日目、打撃投手を務めた。

今キャンプで初めて、打者と対戦も制球は荒れ気味。

「めちゃくちゃでした。全然コントロールできなかった。

バッターの人に申し訳ない」と悔しがった。

昨季のドラフト1位左腕は、

今季初実戦登板を13日(同14日)の韓国・LG戦(スコッツデール)で迎える予定。

「次はしっかりバッターと勝負したい」と、悔しさをバネに好投を誓っていた。