プロ野球キャンプニュース(2/21)

<今日の一番>

 西武

山田遥楓内野手(21)が、

高知・春野での2次キャンプでも

グラウンドで一番声を響かせている。

 例えば投内連係の練習中。

「ファビちゃん!(新加入のファビオ・カスティーヨ)」

「達にい!(大石達也)」と叫んで投手陣を盛り上げる。

先輩後輩を問わず、好プレーを大声でたたえ、

自分がいい送球を見せると「ナイスボール!」と自画自賛。

スクイズを想定した練習では、「スクイズあるよ!」

「(三塁走者が)行った~!」と声を欠かさない。

 もちろん声だけではない。

入団4年目で初めてのA班(1軍)キャンプスタート。

高知入り後も連日、早出で特守を受け、

この日の全体練習後は室内で黙々と打ち込んだ。

「(特守は)本当にありがたいです。

監督やコーチに

南郷(1次キャンプ)からずっと見ていただいているので。

しっかりプレーで応えないといけないと思っています」と感謝する。

 今後は実戦中心となり、オープン戦も始まる。

開幕メンバー生き残りに向けたサバイバル。

「声はどんな時も出せるので、しっかり出そうと思ってます。

でも当たり前ですけど、声だけでは(1軍に)残れない。

結果をしっかり出していきたいですし、出さないといけない」。

チームの元気印の目には、力がみなぎっていた。

 

 

 DeNAのドラフト1位東克樹投手(22=立命大)が、

ブルペンで悪戦苦闘した。

 21日、沖縄・宜野湾キャンプで、

練習試合KIA戦(23日)での初対外試合に備え、ブルペン入り。

52球を投げたが「何回やっても慣れません…」と首をかしげた。

 捕手の後ろには、スタッフを含めOBら関係者がズラリ。

ドラ1ルーキーの投球を一目見ようと集まる視線にまだ慣れていなかった。

直球の伸びと制球力はルーキーとは思えない質を見せている。

しかし「自分が思うように投げられない。

気になって、力が入ってしまうんです。

試合の方が誰もいないし、やりやすいかもしれません」。

一番悩んでいたが、いまだ眠れる? その実力に期待が高まる。

 

 

 清宮フィーバーでにぎやかな日本ハムのキャンプ地で、

ベテラン矢野謙次外野手(37)が落ち着いた調整を続けている。

【写真】サンシャイン池崎のまねをする日本ハム矢野

 初の屋外フリーに臨む大物を追って大移動が起こる中、

ゆっくりと球場に向かいながら

「チームに来てもう4年目、時間がたつのは早いですねぇ。

国頭はホントにいいところ。慣れました。

体の状態も問題ないですし、頑張ります」と笑った。

 持ち前の勝負強さはもちろん、

16年目のベテランになっても人なつこいスマイルは

入団当初から相変わらず。やっぱり矢野は笑顔が一番いい!

 

 

 <練習試合:広島7-0ロッテ>◇21日◇沖縄・コザしんきんスタジアム

 ロッテがNPB球団との初の練習試合に臨み、投打がかみ合わずに完敗した。

先発は昨季チーム最多の7勝を挙げた二木康太投手(22)。

 制球が安定せず、初回に3安打3四死球で5失点。

2回、3回と持ち直して3者凡退に仕留めたが

「立ち上がりストライクを取ることに苦しんで、自分自身と戦ってしまった。

修正する点はたくさんあるが、1つずつしっかりと取り組んでいきたい。

次の登板のチャンスがあれば同じ失敗を繰り返さないようにしたい」と反省した。

 2番手で登板した藤岡貴裕投手(28)は、4回を3人切り。

5回は2死満塁のピンチを招いたが無失点で切り抜けた。

「調子は特別良かったわけではないですが、

(遊飛に打ち取った)鈴木選手との対戦では、

自分の意図したところにしっかりと投球できた点は良かった。

もう少し調子を上げて次回登板に臨みたい」と話した。

 打線は6安打で無得点。

紅白戦などで活躍を見せた新人選手たちにも快音はなかった。

 井口新監督体制になってから、ロッテは昨秋の台湾代表戦に3連勝。

今春キャンプでも台湾・ラミゴに2連勝しており、

対外試合6試合目で初黒星となった。

 

(日刊スポーツ)