プロ野球キャンプニュース(2/9)

 広島キャンプ休日の9日、

新人3選手がキャンプ地である宮崎・日南市の観光体験を行った。

 ドラフト1位の中村奨成捕手(18=広陵)、

同2位の山口翔投手(18=熊本工)、

同3位のケムナ・ブラッド誠投手(22=日本文理大)は

まず、チョロ船に乗船。

昭和の中頃まで沿岸漁業で使われていた木造帆船の上で、

日南の風景を楽しんだ。

続いては、みやざき地頭鶏の炭火焼きを

煙まみれになりながら実演し、試食を行った。

 中村奨は

「日南は自然が豊かなところだと思った。

船に乗っていて心が落ち着いた。歴史を感じる。

次に住むなら宮崎でもいいかなと思った」と笑顔。

山口は「ようやくキャンプの生活に慣れてきた。

船も地鶏も初めて尽くし。地鶏は本当においしかった」。

5歳から高校生までを日南で過ごし、

近所に実家があるケムナは

「ここでゆっくりするのは4年ぶり。

船は小5くらいに乗ったことがある。

懐かしい風景を見ながら、

いろんな思い出がよみがえってきた」と話した。

 

 

 中日のドラフト1位、鈴木博志投手(20=ヤマハ)が

9日、沖縄・北谷キャンプで初めてフリー打撃に登板した。

【写真】フリー打撃登板後に朝倉コーチと話す鈴木博志

 最速157キロ右腕は

最初の打者堂上の初球に内角直球でバットをへし折った。

2球目からは球が上ずり、5球連続高めのボール球。

それでも次第に持ち直して、最後は制球もまとまった。

堂上、井領に対して計47球を投げた。

 「初めてのプロの打者に立ってもらい、

いつも以上に緊張したし力が入りました。

ブルペンのマウンドとは高さと硬さが違った。

対応できるようにしないといけない」と自己評価は控え目だった。

 

オリックスの新人12選手がキャンプ休日の9日、

JR宮崎駅の構内で地元職業触れ合い体験を行った。

【写真】稲葉日本代表監督にあいさつする田嶋大樹

 宮崎県内の特製品を詰め込んだ「特製オール宮崎巻」を作り

来場者に振る舞った。

太巻きには福良監督の出身地である

延岡市の「ぶどうカンパチ 桜舞(おうぶ)」や

西村ヘッドの出身地串間市のかまぼこなどが具材として使われた。

 ドラフト1位田嶋大樹投手(21=JR東日本)は

「貴重な経験が出来て良かった。形も100点、味も100点です」と笑顔。

ここまで順調なキャンプを過ごす即戦力左腕は

「第2クールが終わって70点。キャンプが終わる頃に100点にしたい」と話した。

 

 

 侍ジャパン稲葉篤紀監督(45)が9日、楽天久米島キャンプを視察した。

ブルペンでは、2年目の変則左腕・高梨と同じく2年目の藤平へ熱視線を送った。

【写真】絶妙のバランス感覚、逆立ちで歩く楽天の高梨

 気になった選手を問われると

「何人かいるんですけど、藤平君は直球がいい。

高梨君も独特なスリークオーターで、シュート、スライダーがすごい。

スライダーは曲がってから鋭く食い込む」と高評価した。

 

 

 <今日の一番>

 DeNAの最速148キロ右腕、

ドラフト3位ルーキーの阪口皓亮投手(18=北海)が、

ラミレス監督から「守備力」のお墨付きをもらった。

1軍キャンプ休日だった9日、

指揮官が沖縄・嘉手納で行われている2軍キャンプを視察。

【写真】ドラフト3位の阪口は昨年亡くなったコーチからプレゼントされ形見となったグラブを青星寮に持ち込んだ

 投内連係などを見守ったラミレス監督は

「挟殺プレーなど1軍と2軍のレベルの違いを見に来たが、遜色はなかった。

大きな違いはない。良くやっている」と言った。

 その中で印象に残った選手を問われると、白崎とともに阪口の名前を挙げた。

 「(阪口は)非常にいい守備の連係を見せてくれた。

ランダウンプレーで走者を追い掛けるスピードが非常に良かった」と評価した。

 前回2軍キャンプを視察した5日は、

阪口のブルペン投球を高評価し、この日は守備力をチェック。

 12日には紅白戦を予定している。

筒香、ロペス、宮崎の主力3選手は欠場するため、

2軍からも野手を中心に招集する予定。

 阪口の抜てきについては

「1軍にもピッチャーの人数がいるので、先に見ないといけない。

可能性はないわけではないけど、高卒ルーキーなので、

あせらせてプレッシャーをかけるより、じっくり育てた方がいいところもある。

可能性はないわけではないですけど」と言った。

育成に関する慎重な姿勢から、期待の大きさがにじみ出ていた。

 

 

 ロッテのドラフト1位安田尚憲内野手(18=履正社)が

9日、石垣島の美しい海に入った。

今キャンプ中、ロッテの選手で海に入ったのは初めて(1番目)!

 練習が休みだったからといって、水着に着替えて遊泳したわけではない。

今年のマリンフェスタで使用するユニホームを発表した際、“絵作り”のために、

ソックスだけを脱いで、バットを持って浅瀬に立ったのだ。

 とはいえ、安田は感慨深げだった。

「海に入ったのは本当に久しぶり。

中学3年の修学旅行が沖縄だったので、その時以来ですかね」。

4番三塁で出場する明日10日の紅白戦を前に、思わぬリフレッシュで英気を養った。

 

(日刊スポーツ)