冬季五輪・平昌2018・12日目

 平昌五輪第12日は20日、

ノルディックスキー複合個人ラージヒルが行われ、

渡部暁斗(北野建設)は前半飛躍で首位に立ったが、

後半距離で終盤に失速し5位でメダルを逃した。

同選手は14日のノーマルヒルで2大会連続の銀に輝いていた。


 カーリングの1次リーグでは、

日本女子が英国に6―8で敗れて通算5勝3敗となった。

日本男子はカナダに4―8で敗れたが、

デンマークを6―4で下して通算4勝4敗。

アイスホッケー女子の日本はスイスとの5位決定戦に0―1で敗れ、

通算2勝3敗の6位で大会を終えた。


 フリースタイルスキー女子ハーフパイプ決勝では、

ソチ五輪銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)が

5位で2大会連続の表彰台はならなかった。

フィギュアスケートのアイスダンスでは

村元哉中、クリス・リード組(木下ク)が15位。

スピードスケート・ショートトラックは

女子3000メートルリレーで日本は6位。

男子500メートル予選の坂爪亮介(タカショー)、

女子1000メートル予選の斎藤仁美(オーエンス)らが準々決勝に進んだ。


 日本勢はフィギュアスケート男子の羽生結弦(ANA)と

スピードスケート女子500メートルの小平奈緒(相沢病院)が優勝しており、

今大会のメダル総数は10(銀5、銅3)で1998年長野大会に並んでいる。

 

 

 フィギュアスケートは20日、アイスダンスのフリーが行われ、

ショートダンス(SD)15位の村元哉中、クリス・リード組(木下ク)は

97.22点で、合計160.63点として15位だった。


 SD1位のテッサ・バーチュー、スコット・モイヤー組(カナダ)がフリーで2位となり、

歴代最高の合計206.07点で、2大会ぶり2個目の金メダルを獲得した。

 

 

 フリースタイルスキーは20日、女子ハーフパイプ決勝が行われ、

前回のソチ五輪銅メダルの小野塚彩那(石打丸山ク)は82.20点で5位となり、

2大会連続の表彰台はならなかった。


 予選1位のキャシー・シャープ(カナダ)が95.80で金メダルを獲得した。

 

 

 アイスホッケーは20日、女子の5位決定戦が行われ、

日本はスイスに0―1で敗れて6位だった。

1次リーグから通算2勝3敗。

韓国と北朝鮮の南北合同チーム「コリア」は

7位決定戦でスウェーデンに1―6で敗れ、5戦全敗で8チーム中最下位に終わった。


 日本は開始直後に失点。

大沢(道路建設)らを中心に反撃してシュート数ではスイスを上回ったが、

得点できなかった。


 男子は準々決勝進出決定戦が行われ、

前回銅メダルのフィンランドが韓国を5―2で、

米国はスロバキアを5―1でそれぞれ破って8強入り。

ドイツとノルウェーも勝ち上がった。

 

 

 スピードスケート・ショートトラックは20日、

女子3000メートルリレーが行われ、

日本(菊池悠、菊池純、神長、斎藤)は6位となった。

5~8位決定戦で4着に終わったが、

その後行われた決勝で2チームが失格となり、順位が繰り上がった。


 韓国が2連覇を果たした。イタリアが銀メダル。

5~8位決定戦で4分3秒471の世界新記録をマークしたオランダが

銅メダルを獲得した。


 女子1000メートルは斎藤仁美(オーエンス)が予選8組の2着となり、

22日の準々決勝に進出した。

菊池純礼(トヨタ自動車)は7組3着で敗退。

男子500メートル予選では坂爪亮介(タカショー)が6組2着、

渡辺啓太(阪南大職)が7組2着に入り、22日の準々決勝に進んだ。

 

 

 ノルディックスキー複合は20日、個人ラージヒルが行われ、

渡部暁斗(北野建設)は5位だった。

個人ノーマルヒルの銀に続くメダルはならなかった。


 ヨハネス・ルゼックが金メダルに輝き、ファビアン・リースレが銀、

エリック・フレンツェルが銅とドイツ勢が表彰台を独占した。


 渡部暁は前半飛躍(HS142メートル、K点125メートル)で

134メートルを飛び、138.9点でトップ。

2位に1秒差をつけてスタートした後半距離(10キロ)では

6キロ付近で後続のドイツ勢に捉えられ、終盤に突き放された。


 永井秀昭(岐阜日野自動車)は12位、山元豪(ダイチ)は16位、

渡部善斗(北野建設)は20位だった。

 

 

 バイアスロンは20日、

混合リレー(女子6キロ×2、男子7.5キロ×2)が行われ、

フランスが優勝した。

男子のマルタン・フールカデは

15キロ(マススタート)と12.5キロ追い抜きに続く金メダルで、3冠となった。

2位はノルウェー、3位はイタリア。日本は出場していない。

 

 

 平昌五輪に個人資格で参加する

ロシアからの五輪選手(OAR)のスポークスマンは20日、

カーリング混合ダブルスで銅メダルを獲得したOARペアで

男子のアレクサンドル・クルシェルニツキーのB検体が、

禁止薬物のメルドニウムに陽性反応を示したと発表した。

タス通信などが伝えた。


 発表によると、

クルシェルニツキーは故意にメルドニウムを摂取したことを否定している。

同選手についてはA検体が陽性反応を示したと報じられ、

スポーツ仲裁裁判所(CAS)が裁定のための手続きを開始している。

 

(時事通信)