冬季五輪・平昌2018・5日目

 平昌五輪第5日は13日、

スピードスケートの男子1500メートルが行われ、

小田卓朗(開発計画研究所)が5位に入った。

この種目で日本選手の入賞は1998年長野大会以来。

ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)は10位、

中村奨太(ロジネットジャパン)は24位。


 ショートトラックの男子5000メートルリレーで日本は決勝進出を逃した。


 スノーボード男子ハーフパイプの予選では、

2014年ソチ五輪銀メダルの平野歩夢(木下グループ)が3位で14日の決勝へ。

片山来夢(バートン)は5位、戸塚優斗(チームヨネックス)も10位で通過し、

ソチ銅の平岡卓(バートン)は敗退した。

女子ハーフパイプ決勝では

松本遥奈(クルーズ)が6位、冨田せな(新潟・開志国際高)が8位に入賞。


 12日に銀メダルを獲得した

スピードスケート女子1500メートルの高木美帆(日体大助手)、

ノルディックスキー・ジャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルの高梨沙羅(クラレ)、

フリースタイルスキー男子モーグル銅の原大智(日大)は表彰式に臨んだ。

 

 

 平昌五輪のスピードスケート・ショートトラック男子日本代表の

斎藤慧(21)=神奈川大=が、ドーピング検査で陽性反応を示したことが

13日、明らかになった。

冬季五輪の日本勢では史上初めてのケースとなる。


 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、

平昌五輪で初めて薬物違反が発覚したと発表。

大会前に実施した検査で

利尿効果などがある禁止薬物のアセタゾラミドに陽性反応を示したため、

斎藤を暫定資格停止処分とするとした。

検査は4日夜に行われ、9日にCASが処分を通知した。


 日本選手団は斎藤のコメントを文書で発表した。

それによると、ドーピング違反をする意図はなく、

故意に薬物を摂取した事実はないと弁明。

1月末に日本国内で行われた検査では陰性だったとし、

「結果に驚いている。この薬を使用するメリットも動機もない。

身に覚えのないことであり不可解」と潔白を主張した。既に選手村を離れた。


 斎藤は2014年の全日本距離別選手権1000メートルで優勝するなど、

10代から期待された有望株。

平昌五輪では4人が出場するリレーで補欠の立場だった。


 日本では昨年からドーピングをめぐる問題が相次ぎ、

レスリングや競泳で資格停止になる選手が出た。

今年1月にはカヌーの選手が

ライバル選手の飲み物に禁止薬物を混入した不祥事も発覚していた。

 

 

 スノーボードは13日、男子ハーフパイプの予選が行われ、

2014年ソチ五輪銀メダルの平野歩夢(木下グループ)は95.25点で3位となり、

12人による14日の決勝に進んだ。


 片山来夢(バートン)は5位、

16歳の戸塚優斗(チームヨネックス)は10位で予選を通過。

ソチ五輪銅の平岡卓(バートン)は13位で敗退した。

ショーン・ホワイト(米国)が98.50点の高得点をマークし、予選トップとなった。


 女子ハーフパイプ決勝では

松本遥奈(クルーズ)が6位、冨田せな(新潟・開志国際高)は8位となり、

この種目で初めて日本勢2人が入賞。

クロエ・キム(米国)が金メダルを獲得した。

 

 

  アルペンスキーは13日、男子複合が行われ、

ワールドカップ(W杯)総合6連覇中のマルセル・ヒルシャー(オーストリア)が

合計タイム2分6秒52で制し、初の五輪金メダルに輝いた。

前半滑降は12位だったが、後半回転でトップのタイムをマークし、逆転した。

0秒23差の2位はアレクシ・パンテュロー、

3位はビクトル・ムファジャンデ(ともにフランス)。


 日本選手は出場していない。

 

スピードスケート・ショートトラックは13日、

男子5000メートルリレーの予選が行われ、

日本(渡辺、坂爪、吉永、横山)は2組4着で、決勝進出はならなかった。

22日の5~7位決定戦に回る。


 男子1000メートル予選では、

坂爪亮介(タカショー)と吉永一貴(愛知・名古屋経大市邨高)が

17日の準々決勝へ進んだ。

1組の坂爪は転倒して4着でゴールしたが、

他の選手の妨害を受けたため救済された。

吉永は2組2着で突破。渡辺啓太(阪南大職)は3組3着で敗退した。


 女子500メートルはアリアンナ・フォンタナ(イタリア)が優勝した。

 

 

 スピードスケート女子1500メートルで銀メダルを獲得した高木美帆(日体大助手)と

ノルディックスキーのジャンプ女子ノーマルヒルで銅メダルの高梨沙羅(クラレ)、

フリースタイルスキーの男子モーグルで銅の原大智(日大)が

快挙達成翌日の13日、平昌のメダルプラザで表彰式に臨んだ。


 風に小雪が舞う屋外の会場。

前日は悔し涙も流した高木美は、表彰式でメダルを手に満面の笑みを見せた。

他の種目を残しているため、

「感傷に浸るのが難しい。全て五輪が終わってからかな」と話した。


 ソチ五輪4位の雪辱を果たした高梨は、観衆に手を振り穏やかな笑顔。

「今度こそ銅色を金色に替えるように、

またこの4年間頑張る気持ちになった」と誓いを新たにした。

原は少し緊張した面持ち。

「メダルは首が持っていかれそうなくらい重かった」そうで、

他のメダリストと表彰台で肩を組み感激していた。


 競技会場が山頂などに置かれる冬季五輪では、

順位が決まった当日にメダル授与を行わず、

代わりに花束を贈るセレモニーを実施。

翌日に中心部の会場で国歌を流して

国旗掲揚を行う表彰式を実施することが通例となっている。

 

 

 カーリングは13日、新種目の混合ダブルス決勝が行われ、

カナダがスイスを10―3で下し、金メダルを獲得した。

カナダは2―2の第3エンドに4点を奪って主導権を握り、その後も着実に加点。

第6エンド終了後にスイスがギブアップした。


 3位決定戦では、OARがノルウェーを8―4で破った。

 

 

 

 リュージュは13日、女子1人乗りの3、4回戦が行われ、

ナタリー・ガイゼンベルガー(ドイツ)が

前日の1、2回戦と合わせた4回の合計タイム3分5秒232で、

ソチ五輪に続く2連覇を果たした。

2位はダイアナ・アイトベルガー(ドイツ)、3位はアレックス・ゴフ(カナダ)。

日本選手は出場していない。

 

 

 ノルディックスキー距離は13日、スプリント・クラシカルが行われ、

男子(1.4キロ)はヨハンネスヘスフロト・クレボ(ノルウェー)が3分5秒75で優勝した。

21歳での金メダルは距離男子で史上最年少。

女子(1.25キロ)はスティナ・ニルソン(スウェーデン)が3分3秒84で金メダル。

両種目とも日本勢は出場しなかった。

 

 

 スピードスケートは13日、男子1500メートルが行われ、

小田卓朗(開発計画研究所)が1分45秒44で5位に入った。

この種目で日本選手の5位は

1988年カルガリー大会の青柳徹に並ぶ過去最高で、入賞は98年長野大会以来。

ウイリアムソン師円(日本電産サンキョー)は1分46秒21で10位、

中村奨太(ロジネットジャパン)は1分47秒38で24位だった。


 キエルド・ナウシュ(オランダ)が1分44秒01で金メダルを獲得した。

 

(時事通信)