冬季五輪・平昌2018直前情報

 韓国で開催される平昌冬季五輪は

開会式前日の8日に2競技が行われ、

冬のスポーツの祭典がスタートする。(時事通信)


 新たに採用されたカーリングの混合ダブルスが

午前9時すぎから始まる。

日本は男女2人で組んで争う新種目の出場権を逃したが、

男子のSC軽井沢クと女子のLS北見が

ともに14日から1次リーグに臨む。

ジャンプ男子は夜9時半から個人ノーマルヒル予選。

冬季五輪で史上最多8度目の出場となる

45歳の葛西紀明(土屋ホーム)のほか、

小林潤志郎(雪印メグミルク)ら日本勢が出場する。

極寒のナイタージャンプで、出場選手全員が本戦に進めるかに注目。

葛西は前回ソチ大会で個人ラージヒルの銀メダルを獲得している。


 大会は夜に開会式が行われる9日、

フィギュアスケート団体や

フリースタイルスキーの男女モーグル予選が始まって本格化。

25日まで7競技102種目でメダル争いが繰り広げられる。

日本は前回ソチ大会で

フィギュア男子の羽生結弦(ANA)の金を含む8個のメダルを獲得。

スピードスケートなどに有力選手がそろう今回は2桁を狙う。

冬季五輪で日本選手団の過去最多のメダルは

1998年長野大会の10個(金5、銀1、銅4)で、これをしのげるかが見どころとなる。

 

 

 平昌五輪開幕の直前になって、会場が猛烈な寒波に襲われている。

統計では2月の平均最低気温はマイナス10度ほどだが、

今年は寒波警報の発令続き。

マイナス20度を下回ることも珍しくない。

メインプレスセンター近くの免税店で保安責任者を務める李相培さん(49)は

「こんなに厳しい寒さが続くことは今までになかった」と顔をしかめる。


 2010年バンクーバー大会や14年ソチ大会など、

最近の冬季五輪は暖冬や雪不足に悩まされてきた。

平昌も積雪が多くはなく、スキー競技の会場は人工雪で整備しているが、

冷え込みは過去の五輪でも最高クラスになるとの指摘がある。


 心配されるのが開会式。

9日午後8時から屋根のないスタジアムで実施される。

大会組織委員会の李熙範会長は6日、

「チケット購入のキャンセルもあると聞いている」と率直に明かした上で万全を強調。

通路に強力なヒーターを設置し、ニット帽に風よけのポンチョ、

毛布に手足専用を含む携帯カイロなど防寒キットを観客に配布するとアピールした。

当日は気温が上がるとの予報も紹介し、「寒さには耐えられるはず」と自信を示す。


 寒空の下で入場行進する選手は、毛布の助けを借りられない。

日本選手団の旗手を務めるジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)は

「風邪を引かないように気を付けたい。カイロをたくさん貼ります」。

海外メディアによると、出席者を減らす意向のチームもある。

組織委としては、スタンドの空席が目立つ別の寒さだけは避けたいところだ。