女子高生の「JKビジネス」の実態


制服姿の女子高校生らの接客を売りにするいわゆる「JKビジネス」について、警視庁は8日、秋葉原などで女子高校生らを一斉補導した。
一斉補導は、店が集中する秋葉原や渋谷など都内4か所で、警視庁の捜査員やボランティアなど140人態勢で行われ、15歳から18歳までの女子高校生ら20人を補導した。
警視庁によると、「JKビジネス」の店は、昨年末時点で、都内には190あり、「裏オプション」と称し性的サービスをさせている店もあるという。
このため、女子高校生らが犯罪に巻き込まれるのを防ごうと、営業を届け出制として、18歳未満の接客を禁じる東京都の条例が今年7月1日から施行される。
警視庁は、こうした取り組みを続け、対策を進めたいとしている。

JKビジネスとは、JK(女子高生)を売り物にしたビシネスの総称のことで、2013年頃から社会的に注目され始め、2014年の流行語にもノミネートされている。
JKビジネスが社会的に注目され始めたのは2013年頃。当時は、JKビジネスの一形態であるJKリフレが問題視されていた。JKリフレとは、個室で女の子から簡易なマッサージを受けられる店のこと。
マッサージ以外にも、ハグや添い寝、女の子を逆にマッサージする逆リフレなど、JKリフレには接触系のオプションが数多く用意されている。
また、中には、客からの誘いに断れず、店のメニューにはない裏オプション(通称:裏オプ)と呼ばれる性的なサービスを始める女の子も存在した。
これが児童売春の温床となっている、と問題視され、マスコミが大きくニュースで取り上げられた結果、JKリフレでは、女子高生を雇うことが全面的に禁止されたのだ。
また、この後に説明する「JKお散歩」や「JK見学」もしかり。JKビジネスは未成年への有害業務だとして、店側が厳しく罰せられることになった。
そんな社会問題にもなったJKビジネスは、規制の強化に伴い、女子高生がわんさかしていた全盛期はとっくに過ぎており、2017年現在では、より地下へ地下へと潜りつつある。

まず、はっきりというと、今のJKリフレには、基本的に女子高生はいない。昔はいたが、今は警察が厳しく目を光らせている。
なので、JKリフレで働いている女の子たちは、女性高生の制服を着た18歳以上の女の子、というわけです。意外とこのことを勘違いしている人は多いと思う。
業界最大手の求人サイト「もえなび」を見ると、各店舗に在籍する女の子の写真やプロフィールが見ることができる。制服姿の女子高生のような女の子がたくさん掲載されている。が、年齢が記載されていないのがポイント。
それは、女子高生を雇うことが禁止されたとはいえ、店側は女子高生という演出で売りたいので、基本的に実年齢を記載する店が少ない。
こういった業界の特長も相まって、JKリフレにいる女の子が現役の女子高生だといまだに勘違いしている人は多いと思う。
また、JKリフレには女子高生がいないので、「JKリフレ」とは呼ばず、単に「リフレ」と呼ばれていたりする。もはやJKリフレは、「JKビジネス」というよりも、「制服ビジネス」という表現の方が正しい。
◆JKリフレの実態
JKリフレは性的なサービスが一切ない健全店と性的なサービスをが存在する裏オプ店の2種類に分けられる。
健全店は、萌え文化がある秋葉原や池袋を中心にたくさん存在している。メディアが偏った見方でJKビジネスを報道したせいで、世間にはJKリフレ全般に対して悪しきイメージがついてしまったが、もともとはアイドルやメイド喫茶から派生した文化。
JKリフレが登場した当初は、女子高生を性的なものとしてみるものでなく、オタクをターゲットとした一種の萌えカルチャーであった。
女子高生が雇えなくなった今でも、女の子に制服コスプレをさせることで、女子高生っぽさをウリに営業している。
◆一部のJKリフレで裏オプが蔓延
一方で、裏オプ店というのは、店内に大きなBGMが流れている店舗型タイプや、女の子をレンタルルームにデリバリーする派遣型タイプといった特長を持つことが多い。
裏オプ店は女の子と客が性的な行為をしやすい環境に多い。