平壌オリンピック | アイスダンス | 仏代表の女性の衣装がはだけて胸が露出 | 会場モニターでスローで映されてしまう


平昌冬季五輪で19日、フィギュアスケートのアイスダンス・ショートダンス(SD)が行われたが、フランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組の演技の最中に、パパダキスの衣装がはだけ、一瞬胸を露出してしまうアクシデントが発生し、同選手は「最低の悪夢」と振り返った。
優勝候補のパパダキス/シゼロン組は、ハプニングに見舞われながらも見事な冷静さをみせ、カナダのテッサ・ヴァーチュー(Tessa Virtue)/スコット・モイア(Scott Moir)組に次いで2位につけた。
その一方、パパダキスをさらに困惑させたのは、試合会場のスクリーンで問題の場面がスローモーションで映し出されたことだった。
パパダキスは涙を拭った後、「とても気になって仕方なかった。五輪の舞台で最低の悪夢です」と嘆いた。
「すぐに気が付き、祈りました」「『このまま演技を続けなければ』と自分に言い聞かせ、確かにそうしました。あのようなハプニングに見舞われたにもかかわらず、素晴らしいパフォーマンスができたのだから、自分たちに誇りを持たなければなりません」とパパダキスは話した。
シゼロンも、「衣装の問題のせいでポイントを少し失うのはただただ悔しい。トレーニングの時に想定していないことですから」と語った。

■アイスダンスでまたハプニングで胸を露出
19日に行われた平昌五輪アイスダンスのショートダンス(SD)に出場した優勝候補のフランス・ペア、ガブリエラ・パパダキス(22)とギヨーム・シゼロン(23)がまさかのハプニングに見舞われた。
演技が始まった直後、パパダキスの衣装の背中のホックが外れてずれ落ち始めたもので、最後はついに左の乳首が露出してしまうという“緊急事態”に陥った。
1日のフィギュアスケート団体では同じアイスダンスに出場した韓国の閔秀拉(ミン・ユラ=22)の衣装がずれ落ちて話題になったばかり。パパダキス、シゼロン組はSDでなんとか2位となったものの、今大会では衣装の“安全性”が再び問われる結果となった。
パパダキスは「最悪の悪夢です。演技が始まってすぐにホックが外れたのですが、演技を続ける以外に選択肢はありませんでした。やるしかなかったんです」とコメント。米国に中継していたNBCで解説者を務めていたジョニー・ウィアー氏(33)は「あんなことで優勝争いから外れてしまうこともある。おかしいと思うけれど、でもそれがフィギュアスケートなんです」と語っていた。
NBCの関係者にとっても心中穏やかではなかっただろう。2004年のNFLスーパーボウルのハーフタイムショーでは、“トリ”を務めていたジャスティン・ティンバーレイク(37)がジャネット・ジャクソン(51)の衣装の一部をはぎとって胸を露出させ、すさまじい批判を浴びたからだ。いわゆる「ワードローブ・マルファンクション(露出してはいけない部分が見えてしまうこと)」で、放送していたCBSは米連邦通信委員会(FCC)から55万ドル(約5700万円)の罰金を科せられている。
たとえ故意ではなくても、あるいは悪意がなくても放送関係者にとっては招からざるハプニング。アイスダンスのフリーダンスは20日に行われるが、選手サイドへの“締め付け”が演技成立には不可欠になってきた。

■またも衣装はだける 演技後は涙
19日行われた平昌五輪フィギュアスケート・アイスダンスのショートダンス(SD)で、フランスのギヨーム・シゼロン(23)とペアを組むガブリエラ・パパダキス(22)の衣装が途中ではだけるハプニングに見舞われた。競技後、会場スクリーンにもスローモーション映像が流れ、パパダキスは試合後、涙を流した。演技途中の衣装トラブルは、11日の団体SDに出場した韓国女子のミン・ユラ(22)以来2度目。
米紙USAトゥデー(電子版)によると、首の後ろのホックが外れるハプニングは演技開始から数秒後に発生。「私は続ける以外に選択肢はなかった。そして私は祈り続けました」。
しかし、鋭い右回転のスピン、両手を宙に持ち上げるといった激しい動きが続き、左胸部分を隠すこともできず演技を続行。約3分間の演技の後半部分は特に「勇気との戦い」(英メディア)を強いられながら、フィニッシュした。
ところが、ハプニングはこれで終わらなかった。会場のスクリーンにも問題のスローモーション映像が流れ、パパダキスは複雑な表情を浮かべた。
結果は81・93と2位。優勝候補の呼び声が高いだけに、トラブルを抱えつつも1位のカナダ組(83・67)とは僅差だった。
パパダキスは試合後、取材陣が待つ一角に「涙を浮かべて」(同紙)姿を現した。相方のシゼロンは「衣装の問題で数ポイントを失うのはフラストレーションがたまる」と振り返った。
パパダキスはその後、共同記者会見場に移動。トラブルに見舞われた演技について聞かれ、「とても心をかき乱された。五輪で一番の悪夢」と語る一方、「困難を抱える中、力強いパフォーマンスを行えたことは誇っていいと思う」と胸を張った。

■アイスダンス ポロリで2位獲得
アイスダンスで衣装がはだけるハプニングが続いている。この日は金メダル候補のガブリエラ・パパダキス、ギヨーム・シゼロン組(フランス)にまさかの事態が起きた。緑の衣装をまとったパパダキスは、開始直後に首の後ろのホックが外れたことに気づいたが「続けるしかなかった」。激しく踊るうちに徐々に衣装がはだけ、背中を反る場面でとうとう左胸があらわに。「心がかき乱された。最悪の悪夢だわ」と涙ぐんだ。それでも15、16年の世界選手権覇者は81・93点で2位発進した。
11日の団体戦SDでは韓国のミン・ユラの赤い衣装の背中のホックが外れ、背中や肩が露出される“事件”が起きていた。ユラはこの日「すべての箇所を縫いつけた。脱ぎたくても脱げないくらい」と修正し、61・22点の16位でフリーへ進んだ。