選抜高等学校野球大会 明日、準決勝

 第90回記念選抜高校野球大会は2日は休養日。

4強入りした東海大相模(神奈川)、智弁和歌山、

大阪桐蔭、三重は兵庫県内や大阪府内のグラウンドで練習し、

3日の準決勝に向けて調整した。

4校とも優勝経験があり、決勝進出を果たせば

東海大相模は7年ぶり5回目、智弁和歌山は18年ぶり4回目、

史上3校目の連覇を狙う大阪桐蔭は2年連続3回目、

三重は49年ぶり2回目となる。

東海大相模と智弁和歌山の甲子園での対戦は

第72回大会(2000年)決勝の1度だけで、

この時は東海大相模が4-2で勝利。

大阪桐蔭と三重が甲子園で戦うのは

2014年夏の決勝以来2回目で、

その時は大阪桐蔭が4-3で競り勝った。【安田光高】

 ○…東海大相模は練習時間の大半を打撃練習に費やした。

今大会12打数3安打で長打なしと本調子ではない3番・森下は

フリー打撃で11本の柵越えを放ち、

「感覚は良い」と手応えを感じている様子。

門馬監督と約5分間、話し込む場面もあり、

「あまり考えすぎないようにと言われた」という。

準々決勝で適時打を放って初打点を挙げ、復調気配を見せている。

門馬監督は「意気込み過ぎず、いつもの姿勢で臨みたい」と自然体を強調した。

 ○…智弁和歌山は約2時間の練習の半分を打撃に費やした。

3回戦、準々決勝とも14安打を放ち、東海大相模戦に向けて高嶋監督は

「相手を5、6点に抑えられれば」と勝機を探る。

3番・林はフリー打撃で、

相手の内角攻めを意識して体の開きなどを確認しながら約50スイング。

3回戦まで10打数1安打だったが、

準々決勝では本塁打を含む2安打と上り調子だ。

「いつも通りのスイングをし、打撃なら負けたくない」と決意を固めていた。

 ○…投手と遊撃手の二刀流で注目される大阪桐蔭の根尾は

ブルペンに入り、カーブ、スライダーを中心に計36球を投げ、

フォームのバランスを確認した。

フリー打撃では鋭い当たりを連発し、

今大会10打数5安打7打点の好調ぶりを改めて示した。

三重戦に向けて「ミスにつけ込まれないようにしたい」と気を引き締めた。

西谷監督は「(三重の複数の)タイプの異なる投手に対し、

それぞれに適した打撃ができるか」とポイントを挙げた。

 ○…三重は右腕・定本がブルペン入りし、

左肩が上がる癖を修正しながら40球を投げ込んだ。

初戦の2回戦で完封し、準々決勝でも九回を締めた。

大阪桐蔭の強力打線に対しても

「強気の投球を崩さずにやる。

コースを気にせず、押していけたらいい」と意気込む。

一方、3回戦で1失点完投した右横手の福田は、

右肘痛もあるためキャッチボールだけ。

先発投手について小島監督は

「調子のいい投手を使いたい」と決めかねていた。

 

(毎日新聞)