井上尚弥「残念、またやりたい」 | 井上尚弥 vs アントニオ・ニエベス試合結果速報!


ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、同級7位アントニオ・ニエベス(30=米国)に6回終了、相手陣営の棄権によるTKO勝ちで6度目の防衛戦に成功し、米国デビューで「怪物」と呼ばれるその実力を見せつけた。

初回、ガードの上をたたきながらも、大きな重低音を響かす右ストレートなどでリズムをつかむと、後は一方的な展開に。「初回は相手もきていたけど、3回以降は一辺倒になってしまって、試合にならないと思った」。強打を警戒するニエベスが極端にガードを固めたが、そこを打開できるのも超一流の証し。5回には左拳を脇腹にのめり込ませてひざをつかせてダウンを奪う。6回にはさらにパンチが出せなくなったニエベスに対してグローブをこまねき、攻めを促す場面もあった。「来てほしかった。残念」と残念がったが、本場のファンへのアピールには十分に成功した。

新たな軽量級のスター選手として期待はさらに高まる。「顔見せ」を無事に終えて、さらに大きな舞台も待っている。「米国のリングの雰囲気は良かった。屋外で気持ちよかった。声がかかれば、またやりたい」と望んだ。


■井上尚弥が米国デビュー戦で鮮やかTKO勝ち
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が、同級7位アントニオ・ニエベス(30=米国)に6回終了、相手陣営の棄権によるTKO勝ちで6度目の防衛戦に成功し、米国デビューを飾った。
井上は燃えるようなオレンジ色の短髪でリングイン。引き締まった表情でニエベスを見据えた。そして試合開始22秒で左フックを当てると、そこから左、右のワンツーを2回打ち込んだ。さらに2分23秒に右ストレートでニエベスをロープに吹っ飛ばした。

両手で顔からボディーまでをスッポリ覆う、カメのようなニエベスのガードのスキを突こうと、ひたすら追い続けた。そして5回、1分43秒の左をボディーに突き刺し、この日最初のダウンを奪うと、その後も右を織り交ぜつつ、強烈な左ボディー8発をたたき込み、ニエベスを一気に追い込んだ。
そして6回、ニエベスを追い続けて左右を当て続けると、終了後に相手陣営が棄権した。

日本人の米国でのタイトル戦は68年に始まり、KO勝ちしたのは、80年にWBA世界ジュニアライト(現スーパーフェザー)級で6回KO勝ちした上原、14年にWBO世界バンタム級王座を7回KOで防衛した亀田和だけだったが、26試合目で3人目となった。


■井上尚弥が異例の好待遇で海を渡った背景
日本の「怪物」が世界の「Monster」になった。

王者井上尚弥(24=大橋)が挑戦者アントニオ・ニエベス(米国)を6回終了TKOで破り、6度目の防衛戦に成功した。初回から強烈な左ボディーでリズムを作ると終始攻勢。5回にはその左ボディーでひざをつかせた。6回はニエベスが防戦一方となり、攻撃意欲も失われる展開。井上がグローブをこまねいて、ファイトを促す一幕もあった。そのラウンド終了後にニエベスが棄権の意思を示した。
「これが人生の分かれ道だと思っている」
そう誓って臨んだ覚悟の大一番で、本場の観客に強烈な強さで衝撃を残すデビューを飾った。

破格の米国上陸だった。米国最大手HBO局が生中継する興行で、いきなりのセミファイナルへの抜てき。ファイトマネーは18万2500ドル(約1970万円)にもなった。米国での実績がない選手としては、何もかもが異例。その背景には米国での軽量級選手への価値の変化、新たなスター選手を作り出したいプロモーター側の意図が見て取れる。
元来、重量級が中心だった米国リングに「異変」が起きだしたのは近年。フィリピン出身で07年のフライ級王座奪取からアジア人として5階級を制覇したノニト・ドネアは「戦う中で、見られ方が変わっていった」と証言する。

軽い階級の選手も脚光を浴びるようになり、メインカードに起用され、ファイトマネーも上がっていった。ドネアはその理由を「テレビなら、大きい選手も小さい選手も変わらない。一発当たれば倒れる大味な試合より、速さ、手数が多い軽量級の方が、視聴者も楽しい」と分析する。今回、井上が参戦した興行のタイトルは「SUPERFLY」。文字通り、スーパーフライ級の世界の一線級が集結したイベントで、17階級で下から4番目に軽い階級をメインにして本場で試合が企画されること自体が、軽量級戦線の機が熟していることの証しと言える。

この動きをこれまでけん引してきたのは、この日の興行のメインで登場した4階級制覇王者にして前WBC世界スーパーフライ級王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)だった。日本の帝拳プロモーション所属の小柄な「ロマゴン」は、米老舗専門誌「リングマガジン」選定の「パウンド・フォー・パウンド」(全階級通じての最強選手)1位に長く君臨してきた。軽量級の選手が重量級をさしおいて1位。その存在感の大きさも、米国での軽量級への視線の変化に寄与していた。
そしていま、米国が待っているのは「後継者」だ。ゴンサレスは30歳。若く、実力があるボクサーが登場すれば、より一層の熱い戦いが展開されることは確実。そこで白羽の矢が立ったのが井上だった。かつて日本人選手がこれほど求められて米国へと渡ることはなかった。日本で地道に結果を残しても、極東の情報が本場まで届くことはまれだった。実績をひっさげて、自ら願い、日本でのファイトマネーより下回ってもアメリカンドリームを追うために海を渡る。それが当たり前だった。

井上はまったく違う。「人生の分かれ道」と本人が話すこの試合は、今後の米国リングの「分かれ道」になる可能性も含んでいる。日本がかつて体験したことがない本当の意味での世界的なボクサーの誕生。この日カリフォルニアで起こした衝撃が、その起源となる。


■井上尚弥の進化した肉体の裏
王者井上尚弥(24=大橋)が米国に衝撃を走らせた。挑戦者で同級7位アントニオ・ニエベス(米国)を圧倒。5回に左ボディーブローでダウンを奪うと、6回終了時のインターバルでニエベスが棄権し、6回終了TKO勝ちを収めた。初回からガードを固めた相手にも、高度技術ですきを狙い、プレッシャーをかけ続け、戦意喪失に追い込んだ。本場のファンからも大きな歓声が飛んだ。
「地獄の1万段ダッシュ」で、また肉体を進化させていた。7月下旬、静岡県熱海市の宿舎近くの山中、うっそうとした緑の中で、激しい動悸(どうき)に肩を震わせながら「きっつう!」と叫んでいた。昨年から続けている、試合前恒例の合宿だが、この時は史上最高のきつさだった。用意されたのは頂上が見えない階段。1回が200段以上、それを1日2000段以上、さまざまなメニューで登り、下半身をいじめ抜いていた。4日間で合計1万段以上、駆け上がった。下半身を強化することで、上半身に伝える力を大きくさせてきた。
「階段できつくて歩きたくなるところでも、米国がよぎると頑張れる」。最高の発奮材料にして、心を奮い立たせてきた。強烈な左ボディーは進化の証明。その成果は、日本から米国に舞台を移しても、確実に実感できた。存分に「怪物」ぶりを見せつけた米デビュー戦だった。


■井上尚弥 vs アントニオ・ニエベス | アメリカデビュー戦の勝敗
ボクシング・井上尚弥の全米デビュー戦(WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ)が近づいて参りました!
全米デビュー初戦の対戦相手は『アントニオ・ニエベス(アメリカ)』となっております!
ボクシング 井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの速報、結果、状況、経過、そして日程、放送(ライブ、実況、中継)、戦績、他の試合についても見ていきましょう!

ボクシング 井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの試合日程、試合時間(日本時間)!
井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの試合日程、試合時間(日本時間)については以下の通りとなっております!
日程:2017年9月10日
試合時間:午前10時00分~

井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの放送、放送予定(実況、中継)!
井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの放送、放送予定(実況、中継)については以下の通りとなっております!
フジテレビ(関東ローカル)
2017年9月11日(月):午前2時25分~3時20分
WOWOWプライム(ライブ、実況、中継)
2017年9月10日(日):午前10時00分~

アントニオ・ニエベス(挑戦者)のプロフィール、戦績、特徴、ボクシングスタイルは?
アントニオ・ニエベス(挑戦者)の簡単なプロフィール、戦績、特徴、ボクシングスタイルなどについて見ていきましょう。
プロフィール
国籍:アメリカ合衆国
年齢:30歳(2017年9月現在)
プロデビュー:2011年11月
戦績
プロデビューしてからの6年間の戦績は以下の通りです。
20戦 17勝(9KO) 1敗 2分
特徴、ボクシングスタイル
左ジャブ、ワンツーを主体とし、踏み込んで放つ右ストレートが強力。
前半スピードがあるが、後半はスピードが落ちる。


■井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの速報、結果、状況、途中経過!WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ
井上尚弥 vs アントニオ・ニエベスの速報、結果、状況、途中経過をここでお知らせします!
午後12時23分:井上尚弥がリングに向かっています!
ついに今から井上尚弥のアメリカ上陸デビュー戦。大丈夫だろうけど緊張する。マイケル・バッファーの『ナオヤ・モンスター・イノウエ』のコール
1R いきなり圧力をかけて相手を飲み込む井上。ワンツーを起点に攻めて、左ボディーもヒット。桁違いのパワーはバンタム級から来たニエベスを凌駕。
相手の攻撃も危なげなくブロックし、井上が優勢のまま1Rが終了。
浜田10-9、西岡10-9

第2ラウンド:井上尚弥優勢!井上尚弥のボディにニエベスが早くもぐらつく!惜しくも終了!
第3ラウンド:井上尚弥のペース!ニエベスほとんど手が出ず!井上尚弥優勢で終了。
第4ラウンド:ニエベスがロープ際に追い詰められる場面がほとんど。圧力をかけていく井上尚弥!
第5ラウンド:井上尚弥の左ボディが冴える!ニエベスぐらつく!ニエベスダウン!まさに怪物...。左ボディ一閃!ニエベス何とか耐えきりました。
第6ラウンド:井上尚弥ボディ一閃!ニエベスはもうほとんど手が出ず...。逃げるしか無い状況。レベルが違いすぎます!後は井上尚弥がどうフィニッシュするか...。
第7ラウンド開始前にニエベスがギブアップ!レベルが違い過ぎました...。強すぎる井上尚弥!まさに怪物!
結果:◎井上尚弥 6R.TKO ×アントニオ・ニエベス


■井上尚弥の米国デビューに異例の注目
「あの”ナオヤ・イノウエ”という選手は本当に素晴らしいな。(アメリカ東海岸は)早朝の時間だったけど、本当に目が覚めるようなKOだったよ」
2015年の年明けのこと。ニューヨークでその年最初の興行が開催された1月9日のマディソン・スクウェア・ガーデンで、多くのボクシング記者からそう声をかけられたことが忘れられない。あの日、「君の国からものすごいボクサーが出てきたな」という褒め言葉をどれだけ聞いただろう。

2014年12月30日に行なわれた井上尚弥(大橋)vsオマール・ナルバエス(アルゼンチン)戦のインパクトはそれほど大きかった。デビューわずか8戦目の若者が、WBO世界スーパーフライ級王座を11度も守ってきた2階級制覇王者を木っ端微塵にしてしまったからだ。
世界的には”興行枯れ”になる年末に開催されたため、必然的にボクシングファンの目は日本に集中し、この試合の映像は瞬く間にネット上を駆け巡った。井上は世界的な”YouTubeセンセーション”となり、ワールドワイドにその名を知られることになった。

あれからもう2年半以上――。現地時間9月9日に、井上はロサンゼルスにあるスタブハブセンターのリングに上がる。「SuperFly」と銘打たれた興行のセミファイナルで、17勝(9KO)1敗のアントニオ・ニエベス(アメリカ)と6度目の防衛戦を行なう。ボクシングマニアを震撼させてきた”モンスター”が、ボクシングの本場アメリカのリングに立つ日がやってきたのだ。

7月に三浦隆司、8月には亀海喜寛がロサンゼルスで試合を行なったように、最近では日本人ボクサーの”米リング登場”は珍しいことではなくなった。『HBO』『Showtime』 といったアメリカのプレミアケーブル局は、常にトップコンディションで、最後まで全力を尽くす日本人ファイターの商品価値に気づき始めたようだ。
その中でも、井上は別格。今週末のニエベス戦も、ボクシング界の一大ブランドとなったHBOが華々しくプッシュしている。過去、アメリカデビューがこれほど話題となった日本人ファイターは存在しない。

この試合で順調に勝ち、その後も実力を証明し続ければ、さらに夢は広がる。現在のスーパーフライ級には、4階級制覇を達成したローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、そのゴンサレスからタイトルを奪ったWBC世界王者シーサケット・ソールンビサイ(タイ)、元WBC王者カルロス・クアドラス、かつてゴンサレスと激闘を繰り広げた元WBO世界フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)といったタレントが揃っている。

9月9日にはこの強豪たちがロサンゼルスに集結。メインイベントのソールンビサイvsゴンサレスだけでなく、井上vsニエベス、クアドラスvsエストラーダというトリプルヘッダーをHBOがすべて生中継するのは、「近い未来に、この3戦の勝者たちに潰し合いをさせたい」という思惑があるからに他ならない。”軽量級最高峰の一戦”として待望されてきたゴンサレスとの試合をはじめ、井上が今後、多くのビッグファイトの主役になっても不思議ではないのだ。


■井上尚弥が挑発パフォーマンスの真意「試合になんないなと」
ボクシングのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦は9日(日本時間10日)、米カリフォルニア州カーソンのスタブハブ・センターで行われ、米デビュー戦となった王者・井上尚弥(24=大橋)が挑戦者の同級7位アントニオ・ニエベス(30=米国)に6回終了TKO勝ちして6度目の防衛に成功した。井上尚弥はプロデビューから14連勝(12KO)。

 【井上と一問一答】

 ――相手はかなりガードが固く、逃げ回っていた。

 「初回あたりは結構、相手も出てきていたので自分のパンチも当たる距離とかあったんですけど、中盤あたりから逃げ一辺倒だったんで、これじゃ試合になんないなと思って」

 ――だから途中の(相手に打ってこいを挑発する)パフォーマンスになった。

 「あれはもう、相手を出させるじゃないですけど、そんな意味合いで」

 ――5回の(ダウンを奪った)ボディーは手応えは?

 「結構ありましたね。ボディーは」

 ――それまでの蓄積もあると思うが、ボディーは作戦か。

 「そうですね」

 ――相手がこれだけ逃げるのは想定していたか。

 「想定はしていない。ガードは想定はできていたんですけど。あそこまで逃げられちゃうと、どうにもなんないですね」

 ――序盤に想定していたのと、実際の戦いの違いは。

 「違いはそんなにない。ガードしてくるのは分かっていたけど、ほぼ5回とか相手は手を出していないですからね」

 ――6回は決めにいった感じ?

 「ボディーも効いているのは分かっていたんで。このへんで行かないとなって」

 ――手の方は大丈夫?

 「全然大丈夫です」

 ――米国で初めて戦った感想は。

 「スッキリしない勝ち方だったんですけど、また次につながればいいなと」

 ――次にこの米国ではどんなものを見せたい?

 「相手あってのものなんで、相手がいい試合をしてくれれば、試合自体もいい試合になるんで。今日みたいな、一方的な、相手に勝つ気がないような試合だと、試合自体が枯れちゃうと思うんで。白熱する試合がやりたいですね」

 ――そういう意味で今日は完全に倒したかった。

 「そうですね」

 ――でも、立派なものは見せられた。

 「そうですね。環境もちがう米国で、コンディションもつくれて、今日も動き自体は良かったんで。結果的に良かったと思います」

 ――自己採点は

 「70点ぐらいですね。点数に例えづらいですけど」

 ――あとの30点は。

 「倒し方と、詰め方。そのあたりですかね」

 ――メインの(シーサケット―ゴンサレス)は見たか。

 「モニターで見てましたけど、衝撃的ですね」

 ――米国のリングは。

 「気持ちいいですね。声援とか。野外ですし、また日本と違う雰囲気で試合がやれたことは凄く良かった」

 ――地元の観客もかなり応援していた。

 「ありがたいです。またそういうファンの方に見たいと思わせるような試合が、今日はできたか分かりませんけど、またこれから作り上げていきたいです」

 ――もう1回、米国でやりたいという気持ちは強くなった?

 「また声がかかればやってみたいですね」

 ――2回の最後、ゴングを勘違いしたのは緊張からか。

 「緊張ではないですけど、自分が入りすぎていた部分はあると思う」

 ――押している時間だったので、もったいなかった。

 「もったいないと言えばもったいないですね」


■井上尚弥がノーガードの挑発パフォーマンスを行った真意「試合になんない」


■米の世界的プロモーターが破壊力絶賛!「尚弥はタイソン」
米デビュー戦を控えるWBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥が“タイソン級”の評価を受けた。今回の興行主である米K2プロモーションズの世界的プロモーター、トム・ロフラー氏が元統一世界ヘビー級王者マイク・タイソンの名前を挙げて強打を絶賛。7日にロサンゼルス近郊で開かれた公式会見では「マエケンTシャツ」をプレゼントし、“レジェンド候補”と期待を寄せた。
かつてヘビー級のクリチコ兄弟、現在は3団体統一世界ミドル級王者ゴロフキンをプロモートするロフラー氏も、井上尚の米国進出を心待ちにしていた一人だった。「米国のファンみんなが楽しみにしていた。映像を数試合見たが、プロで13戦しかしていないのに凄く印象的だ」と高く評価。「井上は米国人が好む、ゴロフキンやタイソンみたいなKOボクサー。今回もKO勝ちすれば凄い人気を得るだろう」と続けた。

タイソンは分かりやすいKOの山を築き、ボクシング界の頂点に君臨した。井上尚も圧倒的な破壊力で2階級を制覇。パウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)1位にもなった4階級制覇王者ローマン・ゴンサレスに続く軽量級のスターと期待される。今回は1試合契約で米デビューするが、ロフラー氏は「凄い強さで衝撃を与え、世界的に有名になったゴンサレスと同じく井上も(米ケーブルテレビ)HBOで試合が中継されることで、今後にいい影響を与えるだろう」とフィーバーを予測した。

会見にはゴンサレスらスーパーフライ級のトップ選手が出席し、170人以上の報道陣が集結。ロフラー氏は「(ロサンゼルスの)ドジャースが野球のトップチームであるように、彼は既にPFPのトップコンテンダー。これからレジェンドになる存在」と井上尚を紹介。「マエケン」と前田健太投手の名前が背中に入ったド軍のTシャツをサプライズでプレゼントした。「ビックリした」という井上尚も、日本語で「米国のファンの前で試合ができることに凄く興奮している。また米国で試合ができるように人生のベストを尽くして頑張ります」とあいさつ。渡米時に忘れたチャンピオンベルトも手元に届き、「ファンの度肝を抜くような試合を米国でしたい」と力強く宣言した。


■ニエベス「情け容赦なかった」と脱帽
井上の衝撃デビュー戦、6回TKO負けの敗者「彼はとどまることがなかった」
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)は9日(日本時間10日)、井上尚弥(大橋)が同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKOで下し、米デビュー戦で6度目の防衛に成功した。完敗したニエベスは「彼はとどまることがなかった。情け容赦なかった」とお手上げ状態だったことを明かしている。米ボクシング雑誌「The Ring」公式サイトが報じた。

井上の衝撃の米デビューは裏を返せば、敗れたニエベスにとっても衝撃だった。序盤から積極的に攻め込む井上に対し、懸命にガードを固めながら勝機を伺ったが、好機を見出せず。反対に6回に猛ラッシュを食らい、この回終了後に棄権した。
試合後、ニエベスは井上に対し、お手上げ状態だったことを明かした。

「彼はとても力強く、とても俊敏だった」

こう称賛した上で、王者の完膚なきまでに打ちのめそうとしてくる闘志に脱帽した。
「情け容赦なかった」…王者の底知れぬパワーにお手上げ
「同じコンビネーションを続けてきたが、とどまることがなかった。情け容赦なかった」
一方、記事では「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャーだろう。アントニオ・ニエベスとの一戦はこういった要素が結実した結果だ」と称賛し、通訳を通じて「自分のパフォーマンスに満足しています」と語った本人のコメントも紹介している。

現地では多くの日本人も声援を送り、井上は試合後に「L.Aまで応援に来てくれた方、日本で応援してくれてた方、本当にありがとうございました!みなさんの応援が力になりました!」とツイッターで感謝の言葉を述べていた。
相手をお手上げにさせるほど圧倒的な形でV6を演じた24歳。底知れぬパワーを秘めた井上の快進撃は、まだまだ続きそうだ。


■井上尚弥、衝撃のV6に米国も絶賛の嵐
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)は9日(日本時間10日)、井上尚弥(大橋)が同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKOで下し、米デビュー戦で6度目の防衛に成功した。米メディアは「まさに『モンスター』の名の通りの結果だった」「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャー」と絶賛している。

米デビュー戦で敵地から賛辞続々「この男を止めるには規格外のファイターが必要」
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(米カリフォルニア州)は9日(日本時間10日)、井上尚弥(大橋)が同級7位のアントニオ・ニエベス(米国)に6回終了TKOで下し、米デビュー戦で6度目の防衛に成功した。米メディアは「まさに『モンスター』の名の通りの結果だった」「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャー」と絶賛している。
井上が衝撃の米デビューを飾った。序盤から積極的に攻め込み、懸命にガードするニエベスを追いかけ、終始攻め続けた。6回終了後に相手陣営が棄権。圧倒的な内容でV6を達成した。
これには敵地の米メディアも反応した。米ESPNは「輝きを放つナオヤ・イノウエがアントニオ・ニエベスを退け、王座防衛」と速報。「世界スーパーフライ級王者のイノウエは、母国日本では『モンスター』というニックネームを与えられているが、彼のアメリカデビュー戦はまさにその名の通りの結果だった」と圧倒ぶりを絶賛している。
さらに、米ケーブルテレビHBOは公式ツイッターでボクシング解説者のマックス・ケラーマンのコメントを紹介。「この男を止めるには、規格外のファイターを連れてこないといけない」と称賛している。


■米専門誌も称賛「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャーだ」
米ボクシング雑誌「The Ring」は公式サイトで「彼は素晴らしいアスリートであり、卓越したバランスと鋭い反射神経を備えている。俊敏で、正確なパンチを繰り出し、試合の流れをいかにコントロールするかも分かっている。力強さもあるが、決してワンパンチでKOを奪うタイプではない」と分析し、さらに24歳の天才ボクサーにこう賛辞を送った。
「間違いなくボクシング界屈指のボディパンチャーだろう。アントニオ・ニエベスとの一戦はこういった要素が結実した結果だ」
ESPNの記事では、通訳を通じて「自分のパフォーマンスに満足しています」と語ったという井上。「アメリカで試合ができて、とても嬉しく思います。また近いうちにここに戻ってきたいです。相手が誰であっても戦いますし、可能な限り早く行いたい」と意欲を燃やしたという。
さらに、自身のツイッターではファンに感謝を述べ、「まだまだこんなもんじゃないボクシングを見せていけたらと思います! 夢見る景色へ!!!」とチャンピオンベルトを巻いた写真など3枚の画像とともに思いをつづっている。
記事では、井上は2012年のプロ転向時から天才と見られてきたことを紹介。過去の戦歴やタイトルを振り返り、功績をたたえている。米国でも、そのポテンシャルを遺憾なく発揮した井上。この男の勢いは当面、止められそうにない。


■井上が試合後にツイッターで紹介した「衝撃のV6」の様子
アメリカデビュー戦は6R終了TKOで勝つ事ができました!L.Aまで応援に来てくれた方、日本で応援してくれてた方、本当にありがとうございました!みなさんの応援が力になりました!まだまだこんなもんじゃないボクシングを見せていけたらと思います!夢見る景色へ!!!