山根明会長 | 臨時理事会入り


不正判定疑惑などに揺れる日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が7日、同連盟の緊急の臨時理事会が開かれる予定の大阪市内のホテルに入った。

 午後3時50分ごろ、ホテルの玄関に車で到着した山根会長には報道陣が殺到。「辞任の考えは?」の質問には「そういうことにはいっさい答えない」と強い口調でピシャリ。もみくちゃになりながらも「おっ! おっ!」と声を出しながら報道陣をかき分けるように前進した。

 複数の理事も会場入り。午後4時すぎには吉森副会長はホテルに到着。「議題は?」の質問には「第三者委員会など、いろいろ…」と話した。

 臨時理事会の会場入り口はホテルのスタッフが警備にあたり、物々しい雰囲気は包まれた。

数々の騒動に見舞われる日本ボクシング連盟の山根明会長(78)が7日、大阪市内で行われた緊急理事会後に「進退は決めていない。時間をください」と述べ、理事会から進退を一任されたことを明らかにした。

 緊急理事会前には、連盟関係者が「多くの理事が辞職届を持参して、会長にも自ら身を引くように促すつもりです。もし固辞される時は、解任動議を出して、解職することになります」と話していた。

 山根会長はこの日、岐阜市内で行われた高校総体の閉会式には姿を見せなかった。代わりに報道陣に答えた吉森副会長は「理事会は告発状の内容を説明するため」と話したが、辞職の意志を持つ理事がいることは否定しなかった。アスリート助成金の不正流用、不正判定など12項目の疑惑を訴える告発状は、「日本ボクシングを再興する会」から日本オリンピック委員会(JOC)などに提出されていた。

 これまで山根会長は助成金問題の責任は認めたものの、それ以外の疑惑を完全否定し、辞任の意志はないとしていた。