貴乃花親方を辞めさせようとしていたのは白鵬


「貴乃花部長では巡業参加できない」白鵬が発言

 日本相撲協会が30日午後に東京・両国国技館で開く理事会で、横綱白鵬関(32)を注意することが分かった。
 関係者によると、元横綱日馬富士の暴行問題で28日に八角理事長(元横綱北勝海)が再発防止に向けて講話した際、白鵬関は「貴乃花巡業部長のもとでは冬巡業に参加できない」などと発言し、理事長から力士会などを通して要望するようたしなめられていた。

 相撲協会は、白鵬関が九州場所千秋楽の優勝インタビューで観客に万歳を要求したことなどについても経緯を聞く方針だ。
知ってた

■モンゴルで日本不信が広がる「土俵で勝てない日本人がモンゴル人の日馬富士を引退させた」
「モンゴル人疎まれた」日馬富士の母国に日本不信

 大相撲の横綱日馬富士が29日に引退を表明したニュースは、零下20度の極寒に包まれる故郷モンゴルでも大きく報じられた。「英雄」の突然の引退に、多くの大相撲ファンらはやりきれない思いを抱えている。

モンゴルはアジア屈指の親日国で、モンゴル出身力士が活躍する大相撲は注目を集めてきた。小柄ながら多彩な技で大きな力士を倒してきた日馬富士の人気は高く、地元では「物静かで知性的」とのイメージも強い。それだけに今回の事件は意外感をもって受け止められている。

 モンゴルにも「横綱としてやってはいけないことをした」(道路建設技師)といった声はある。しかし、同事件を報道した地元紙のガンサロール記者は「モンゴルではよくあるけんか。なぜこんなに大げさに扱うのか」と首をかしげ、「土俵上で日本人が勝てないのでモンゴル人が締め出されたと考える人が多い」と話す。こうした受け止めの背景には横綱朝青龍が知人を暴行して引退した問題もある。「強すぎるモンゴル人力士が疎まれた」との当時の見方が、再び広がった形だ。