K1 トライハードジムのK-1王者・大雅の王座剥奪 | 城戸康裕「勘弁して」/ 木村“フィリップ”ミノル「1ラウンドでKO」


2月3日(土)にK-1が都内で会見を開き、トライハードジム所属選手の欠場および、K-1スーパーフェザー級王者である大雅が王座剥奪となることが発表された。

これにより2月12日の『Krush.85』出場の瑠輝也、2月18日の『Bigbang-統一への道-32』出場の安保璃紅、松倉信太郎、そして3月21日に『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K’FESTA.1~』で武尊と対戦予定の大雅の欠場が決定。
昨年末にK-1 JAPANグループとの間でトライハードジムによる契約違反があり、一度は契約関係が継続されることになったものの、「今年に入って合意事項の一方的な破棄および不当な要求」があったとのこと。
さらに「要求が通らない場合は試合に出場しない」との主張がトライハードジムからなされたために、今回の措置に至ったとのことが宮田プロデューサーより発表された。

会見に出席した宮田充K-1プロデューサーからの発表を以下に掲載する。
宮田「昨年末、トライハードジムに契約違反がございました。その際は話し合いを行いましたが、一度は改善の機会を与えて、合意の上で当社との契約関係を継続することになりました。当社はトライハードジムとの契約に基づいて対戦カードを発表してプロモーションを行って、トライハードジムの所属選手も我々が開催するプロモーションなどに出席して、チケットを販売するなど、大会ごとに準備を進めております。しかしながら、今年に入りまして、契約の合意事項の一方的な破棄および不当な要求がありました。
さらにこの要求が通らない場合は試合に出場しないという主張がトライハードジムからございました。興行ということでイベントを開催しているのですが、法令や契約を遵守してコンプライアンスを徹底するというのが当社の立場でして、トライハードジムによる契約無視という強引な手法は看過することができません。
これによってやむを得ず試合に出場しないという主張を受けて、我々としても関係を継続することはできないと言う判断に至りました。本日の会見に至るまでには、トライハードジム会長の河部儀信氏、そして代表代行を務める河部弘也(HIROYA)氏に話し合いを申し出ましたが、面談および電話が拒否されている状況にあります。
これについて本日発表を差し上げますと共に、今後については弁護士と相談して法的措置を含めて然るべき対応を取っていく予定です。

現在発表しております、2月12日『Krush』後楽園ホール大会でゴンナパー選手と『Krush -63kg挑戦者決定戦』で対戦予定の瑠輝也選手、ならびに3月21日『K-1 WORLD GP 〜K’FESTA.1〜』さいたまスーパーアリーナ大会に出場予定の大雅選手、この両選手はいずれも出場しない形となりました。
まず2月12日(のKrush)ですが、現在大会9日前となります。公開練習も行って、おかげさまで前売り券完売という状況で、9日間しかないのですが、ゴンナパー選手に代わる対戦相手を探している状態です。この試合についてはファンの方々からも期待の高いカードですので、何とかゴンナパー選手の対戦相手を見つけたいと思っています。
そして3月21日、こちらはK-1 WORLD GP スーパーフェザー級タイトルマッチとして、王者、防衛戦という立場で大雅選手の出場が決定していましたが、会見も行っており、ポスターも出来上がって高い前人気の大会ですが、3月大会にも大雅選手は出場しません。これにより大雅選手が現在保持しているK-1 WORLD GPスーパーフェザー級の王座はK-1実行委員会として剥奪とさせていただきます。
挑戦者の立場としての武尊選手についてですが、対戦相手は変更になります。現在、対戦相手を探しており、近日発表させていただきますが、K-1ジム相模大野KRESTさんとも話し合いをしまして、この大会には武尊選手が必ず出場いたします。
またK-1 JAPANグループが契約している選手が出場する形で公式発表もされております、2月18日『Bigbang』ディファ有明大会にトライハードジムより安保璃紅選手、松倉信太郎選手が出場決定していましたが、こちらも出場しない形となりました。

主催する谷山ジム、谷山会長には事情を伝え、了承頂いております。谷山会長には普段から良いお付き合いをさせて頂いているのですが、ご迷惑をおかけすることになってしまいました。
今回このような形になりましたけど、K-1 JAPANグループもプロイベント、アマチュアイベントにはご協賛の各位、試合を報じて頂けるマスコミさんもそうですし、テレビ・インターネットのメディア各位、関係各位の皆様、そしてK-1 JAPANグループを応援してくださるファンの皆様にはまずこの場を借りてお詫び申し上げます。
SNS上であったり、今回の件については憶測が飛んだりしております。その中でたくさんのファンの皆様にご心配、ご迷惑をかけております。我々K-1 JAPANグループとしては今後も今まで通りファンの期待に応えられるよう、良いイベント作りを心がけており、スタッフ一同努力して参りますので今後ともよろしくお願い致します。」

大雅、瑠輝也の代役は調整中
トライハードジム所属選手の欠場については、数日前より大雅および瑠輝也がTwitterで今回の件に関するのではないかとも取れる内容のツイートが投稿されていた。
質疑応答ではこれに関する質問が飛ぶと、「K-1 JAPANグループとしては選手と直接関わることはなく、あくまでジムとの関係であって、選手本人の真意は分からない」と宮田プロデューサーが答えた。
また既に発表されているカードについては、一旦はトライハードジムとの合意があった上で、選手自身も前向きにマッチメークが行われたが、その後にトライハードジムより「合意事項の一方的な破棄および不当な要求」があったという。

K-1ウエルター級スーパー・ファイトで、木村“フィリップ”ミノル(24)が平山迅(27)と3月21日に対戦する。
さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催の「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・1」(日刊スポーツ新聞社後援)で実施することを4日、K-1実行委員会が発表した。
昨年9月の初代同級王座決定トーナメント1回戦では、王者となった久保優太との元同門対決に敗れたが、11月のスーパー・ファイトでは城戸康裕に勝利した木村。「格の差は歴然なので、1ラウンドでKOできたらいい」と自信を見せた。
対する平山も負けじと気合を入れた。「レベルの差とか言っていたが、感じたことはない。僕にもパンチがあるので、1ラウンドKOを狙う」とやり返していた。

K1 城戸「勘弁して」
K-1の人気者・城戸康裕(35)が3月21日、67・5キロのウエルター級スーパー・ファイトで、イッサム・チャディッド(22=スペイン)と対戦する。さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催の「K-1 WGP 2018 ケーズフェスタ・1」(日刊スポーツ新聞社後援)で実施することを4日、K-1実行委員会が発表した。
昨年11月の大会では、70キロのスーパー・ウエルター級から初めて階級を下げ、木村”フィリップ”ミノル(24)と対戦した城戸。結果は合計3度のダウンを奪われ、0-3で判定負けした。
今回、真価が問われるが、相手の28戦27勝(25KO)1敗という戦績に「かませ犬が来ると思っていた。勘弁してほしい」と得意の”城戸節”を披露。そして「これでダメなら、スーッと70キロに戻っているかもしない」と言って会場を笑わせた。
それでも、本当はやる気十分。「(木村戦で)1回ミスったので、今回しっかり勝って、タイトルマッチにつなげたい」と同級王座奪取を視野に入れていた。