UFC227 | 試合結果と試合動画


UFCバンタム級王者T・J・ディラショー(32=米国)が初防衛に成功した。同級5分5回で、前王者となる同級1位コーディ・ガーブラント(27=米国)の挑戦を受け、1回4分10秒、TKO勝利を飾った。


昨年11月以来となるダイレクトのリマッチ。開始直後から両者のライバル関係を物語るような激しい打ち合いが繰り広げられた。序盤、ガーブラントに距離を詰められて力強い打撃で後退させられるシーンもあったディラショーだが、右の一撃でダウンを奪って局面を打開。ダメージ大きく、足元をふらつかせた挑戦者に対し、さらに右フックをヒットさせて再びダウンを奪取した。そのままレフェリーストップによるTKOで、ディラショーが同じ相手に連勝した。
「バンタム級史上最強かつ最高として俺のレガシーが強固なものになった。打ち合いを始めた時にはすでにコーディがダメージを受けていたのは分かったから、とにかく打ち込んでいったんだ。ヤツを失速させてフィニッシュしなきゃいけなかった瞬間はちょっと興奮したけど、仕事は果たした」。
自信に満ちあふれたディラショーは、セミファイナルでフライ級新王者となったヘンリー・セフードが2階級同時制覇王者を目指し、ディラショーへの挑戦を表明したことを受け「このゲームが大好きだ。戦うのが大好きだし、応援してくれたみんなに感謝している。ヘンリー・セフードよ、受けて立つぞ!」と堂々と宣言していた。



■セフードPFP1位ジョンソン撃破
2008年北京五輪レスリングフリースタイル55キロ級金メダルで、UFCフライ級1位ヘンリー・セフード(31=米国)が、ついに絶対王者を撃破した。UFCのパウンド・フォー・パウンド1位で、UFC最多の11度の防衛を誇るフライ級の絶対王者デミトリアス・ジョンソン(31=米国)を2-1の判定で下した。
序盤、王者の鋭い蹴りを浴びたセフードは慎重にステップを踏み出し、積極的にテークダウンを狙う姿勢をみせ、徐々に追い詰めた。最終5回終盤は激しい打ち合いも展開して試合は終了。2-1の僅差判定で、セフードが勝利した。16年4月の初対戦でKO負けしていたジョンソンを下し、五輪金メダリストとしてUFC王座も獲得した。
セフードは「夢がかなった。五輪金メダリストからUFC王者だ。自分はこのロサンゼルスの2ベッドルームのアパートで生まれた。応援してくれたカリフォルニアのファンに感謝している」と絶対王者の撃破を後押ししてくれた地元の声援に感謝した。
フライ級ベルトを獲得し、次なる目標として複数階級制覇を掲げた。「スーパーファイトの話題が多いから、今、ここにこうして立てた自分はメインイベント(バンタム級タイトルマッチ)の勝者と戦いたいと言おう」と宣言。メインで初防衛に成功した1階級上のバンタム級王者T・J・ディラショー(32=米国)への挑戦をアピールしていた。


■José Aldo vs jeremy stephens