スペシウム光線の由来


ウルトラマンシリーズに登場する架空の物質・スペシウムは、「宇宙」を意味する「Space(スペース)」と「物質」を意味する接頭辞「-ium(イウム)」を掛けあわせた造語である。「-ium」はカルシウム(Calcium)やラジウム(Radium)、チタニウム(Titanium)といった元素名に使われている言葉で、スペシウム(Spacium)は架空の設定ではあるが133という原子番号が与えられている。
◆ウルトラマンは弥勒菩薩像
ウルトラマンは弥勒菩薩像をモチーフにして作られたといわれており、仏像好きで知られるマンガ家のみうらじゅんは、スペシウム光線のポーズは弥勒菩薩半跏思惟像(はんしゆかいぞう)をヒントに作られたという説を唱え、ウルトラマンのデザインを担当した成田亨もそれを認めたという話がある。
成田亨はウルトラマンの口元を、広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像などに見られるアルカイックスマイルをヒントにして制作したとされている。アルカイックスマイルは仏像など彫像において口元に微笑を浮かべた表情のことで、ウルトラマンの口元も微笑を浮かべているように見える。