ジャンプ20号の感想

 背表紙が完全に見覚えのあるデザインになりました。ここから私の時代だ!

 「ニセコイ」の実写映画が決定。漫画の実写化は難しいけど、ラブコメは成功率が高いから大丈夫かな?

Dr.STONE ★★★
 連載1周年突破記念巻頭カラー。担当さん、フラスコ作りご苦労様です。
 流石に真空管は簡単に作れる代物じゃない。配線の膨張の次は、超高熱にフィラメントが持たないという抜本的な問題が。最初に真空管を作った人も千空と同じくらい挫折して、悩んだんだろうなあ。歴史は繰り返される。
 タングステンを見つけたのはかなりのご都合主義だけど、ここで見つけないと話が進まないのでOK。それにマグマを仲間にするという驚きの展開で、プラマイゼロになりました。この漫画はこういうバランスの取り方が上手いなあ。1周年突破は伊達じゃない。

ONE PIECE ★★★★
 この2週間、続きが気になって気になって仕方なかった。あんなタイミングで休載するのは止めてください、お願いします。
 沈められたかと思われたサウザンドサニー号ですが、タイヨウの海賊団の船が身代わりになってくれた。自分達の元を去ると言った親分を恨まず、むしろ命を懸けて送り出そうとするアラディン達は漢だなあ。
 子分達の心尽くしに応えて、死地に居残るジンベエ。『海侠』の異名は伊達じゃない。ジンベエの仲間入りが延長されたのは残念だけど、カイドウとの決戦時に助っ人として来てくれる事を期待します。
 脱出まであと一歩になったけど、ビッグ・マムが間に合いそうで不安。ケーキを作ってくれたお礼を言いに来た、とかにならないかなあ。無理かな?

約束のネバーランド ★★★
 本拠地を突き止める為に子供達をあえて見逃したバイヨンと、強者の余裕を見せ付けるレウウィス。やはりこの2人は格が違う強敵ですね。特にレウウィスは、自分の命を危機に晒してでも戦いを楽しみたいと思っているバトルマニア。こういう奴になったら本当に強いぞ。
 子供達だって騙されっぱなしじゃない。バイヨンは上手く罠に嵌めたけど、これでバイヨンが死ぬとは思えない。ブチ切れたノウスと戦っている子供達も気になる。次回でこの戦いの最初の死者が出るかも。非情だけど、その方が漫画としては盛り上がるし。

鬼滅の刃 ★★★
 時透の忘れっぽさというか、他人への無関心っぷりは異常ですね。先天的なものではなく、過去に何かトラウマになる事があったのかも。
 炭治郎だけでなく時透にさえ気配を感じさせなかった半天狗。首を切られたら分裂して強くなったし、やはり上弦の鬼は簡単には倒せないか。しかもまだもう1鬼、いるんだよなあ。玄弥の銃が効く事を祈りましょう。

ぼくたちは勉強ができない ★★★
 英語に限らず、語学は単語や文法を暗記するだけでは駄目。実際に話せるようにならないと意味がありません。大人になって痛感しています。ボディランゲージや片言だけでも割と通じるけど、やっぱりちゃんと話せた方が良いですからね。うるかのテンパりっぷりに凄い親近感(笑)。
 Language(ランゲージ)とlingerie(ランジェリー)を聞き間違えたうるかは、色々と意識し過ぎ。英語だったし、本人が発言の意味が分かってなかったけど、成幸から恋人宣言されたら喜びますよね。今回のうるかは今まで以上に可愛かったです。

ハイキュー!! ★★★★
 山口君、ナイスサーブ! 彼のサーブは烏野にとって重要な武器になりましたね。流石は月島が認めた男。影山が嫉妬するのも分かります(笑)。
 同じミスは二度としないのが音駒の強さの1つ。しかし月島も昔のままじゃない。今までの経験や助言をしっかり取り入れ、理解した上で成長している。キャラの成長に素直に頷けるのが、この漫画の魅力ですよね。スポーツ漫画の完成度は、もっと評価されてほしい。見ている方も「面白い」ぞ!

鈍球! ★
 新人の植村達也先生による卓球漫画の読切。ついこの前「フルドライブ」が打ち切られたのに、また卓球漫画を出すとは。編集部に卓球好きな人がいるのかな?
 擬人化された動物達に卓球をやらせるというアイデアは、賛否両論でしょうね。人間より身体能力が高い動物がスポーツをやっても面白くない。でも、人間には不可能なスーパープレイを違和感なくやらせる事が出来る。この辺りは読者の好みの問題でしょう。漫画として面白ければ良いんだし。
 で、この漫画が面白いかと言うと……うーん、新人である事を差し引いてもイマイチ。ストーリーはスポーツものの定番で、これなら動物キャラにやらせる必要は無いのでは? 作者が吹っ切れていない気がします。ぶっ飛んだプレイをやらせるのなら、もっととことんやってほしい。

ブラッククローバー ★★★
 アスタが姉御を見捨てる訳がないので、助けに来たのには安心しました。脱出方法も敵の魔法を倍にして、更に倍・更に更に倍という力技は分かり易くて良し。ここ最近の暗い展開を吹き飛ばすぐらいの爽快な逆転劇でした。
 逆転しても戦おうとしたり、変心した仲間達を助けようと居残ったりしないのも良い。ここでそんな事をやられたら、話の勢いを削ぎますからね。古舘先生、話作りがどんどん上手くなっているなあ。

呪術廻戦 ★★
 宿儺を宿しているとはいえ、虎杖は呪術者としてはド素人。特級の呪霊に敵う筈がなく、言葉通りボロボロにされます。左手だけでなく右の指も失っちゃっいましたか……。治療の呪術とかありますよね?
 伏黒が釘崎を助け出し、この2人の死亡フラグは消えた感じです。となると死ぬのは虎杖? でも主人公だよね? 誰かが死ぬというのが嘘の報告だったら、余程の理由がないと読者は納得しませんよ。大丈夫なのかな?

銀魂 ★★★
 銀時を狙っていたのは奈落の残党でした。あれだけ殺されたのに、まだ生き残りが居たのか。いや、奈落の兵士はほぼ不死身だったし、朧以外の奈落のメンバーが生きていてもおかしくないですね。そいつこそが真のラスボス?
 銀時は虚の心臓を持っていました。なるほど、奈落はこれを使って虚を復活させるつもりなのか。そんな事は虚は望んでいないし、銀時も高杉もやらせないでしょう。でもこういう物の争奪戦って、大抵は奪う側が勝利するんですよねえ。どうなる事やら。
 幼女になったりお婆ちゃんになったり、神楽の体はどうなってんだ(笑)。しかし定春を蘇らせる術は未だに見つかっていない。虚の心臓を使ってみますか?

僕のヒーローアカデミア ★★★★
 文化祭の始まりと合わせるかのように出久とジェントルの死闘もヒートアップ! まさかこの2人の戦いが、ここまで熱くなるとは思わなかった。出久はともかくジェントルはそういうキャラではないと思い込んでいたので。
 ヴィランにしては優しい男ジェントル、実は昔はヒーロー志望だった。だけど人助けをしたつもりが公務執行妨害になってしまい、世間からも親からも見捨てられ、同級生に存在さえ覚えられていなかった。これはキツイなあ……。私も多分、こんな感じになってる。一度も同窓会に呼ばれた事ないし。別に良いけど(強がり)。
 誰もジェントルを認めなかったし、彼の夢は笑われ続けた。だけど皮肉な事に、戦っている出久は分かってくれた。理解してくれた。でも彼に勝たなければジェントルの夢は叶わない。皮肉だけど、これもヒーローとヴィランの宿命。どちらも頑張れ!としか言えないなあ。

ジガ ★★★
 本部に敵が襲来し、主人公の重大な秘密が判明。いやいや、まだ5話なのに話が早すぎませんか?
 特に主人公こそが人類の敵だったって、普通の漫画なら中盤辺りでやる展開ですよ。出し惜しみをしないのは良い事だけど、勝負を急ぎ過ぎている気もします。1話のアンケート結果が悪かったので予定を変更したのなら、この先不安。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★
 2号連続センターカラーの第2弾。巨乳率が高い表紙だなあ。
 惚れ薬を賭けたウォーターバトル。空を飛べる上に全員の姿が見えるとは、かるらが有利過ぎる。こういう立場のキャラは自分の能力に溺れて自滅するのがお約束だけど、今回のかるらは知恵も回る。恋は女の子を強くするという事か。水分補給でエロサービスも怠らないし(笑)、今回のかるらは最強ですね。
 呑子に続いて朧と狭霧も早々にリタイア。これも予想外の展開だけど、千紗希が巨大化するなんて誰も予想できんわ!(笑) 普通の人間だった千紗希も、強くなったなあという事で。

ノアズノーツ ★★
 敵の武器であるHiNOTESがライターというのはしょぼい気がしたけど、普通のライターも昔の人間が見たら神レベルの道具だし、未来のライターなら貴重品になってもおかしくないのか。謎解きの筋立ても悪くないし。
 でもこの漫画、当初の展開と比べたら大人しくなったというか、普通の冒険漫画になってしまったなあ。掲載位置が落ちていくペースに合わせて、全体的にパワーダウンしている気がする。ここから巻き返せるのか?

火ノ丸相撲 ★★★
 暴走気味だった火ノ丸は親方にお見合いを進められたけど、レイナと付き合っているので断りました。でもレイナが居なくても断っただろうし、結婚しても火ノ丸は引退するまで変わらないでしょう。細々と生きるより、一瞬だけでも業火になる事を望むタイプだから。家庭を持つには不向きなタイプです。
 そんな火ノ丸だけど、レイナは最後まで見届ける覚悟を決める。でも、やっぱり火ノ丸の事が心配で堪らない。本当に結婚しろよ君達は(笑)。いや、結婚しても火ノ丸は変わらないか。本当に困った男です。

食戟のソーマ ★★★
 十傑に選ばれる程の腕を持つえりなですが、必殺料理は持っていない。完璧主義であり、神の舌を持つが故に自分自身が満足できる程の料理の姿が見えなかったのか。だけど創真という最高のライバルに刺激されて、遂に自分だけの必殺料理の姿が見えた。刺激し合ってるなあ。どっちが主人公なのか分かりませんね。
 娘の成長に気付かない薊。彼にとってえりなは重要な道具だけど、その舌以外には興味を持っていない。勿体無いなあ。では渾身の必殺料理で、薊のボンクラ眼を思いっ切り開かせてやりましょう。子が親を越える時が来た……!

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 ドン罠の正体はピンの長さだった。グリーンやホールそのものに錯覚を起こす仕掛けをしていたと思っていたんだけど、思ったよりも単純な仕掛けでしたね。ドンが1人でやったのかな? だとしたら少し微笑ましいかも。
 こういうトリックは種がバレたら破られるもの。目を瞑って正確なショットを決められた上、チップインイーグルなんてドンにとっては悔しすぎる結末でしょう。うわー、血管ビクビクしてる。良いぞロボ、もっとやれ(笑)。

アクタージュ ★★★
 自分を映しているカメラを俯瞰から見て、どう映っているのか完全に把握した上で超絶的な演技をする。この難題を夜凪は見事にやり遂げました。ゲロを吐く事まで演技の内にしていたとは、自分の感受性の高さを完璧に理解していますね。プロの役者っぽくなってきました。
 茜との友情を結んだり、周りからの注目度もアップしたり、今回は夜凪の完全勝利でした。だけど撮影はまだ始まったばかりだし、千世子との共演もまだ。掲載位置も危ういままだし、色々な意味で気が抜けませんね。それでも頑張れ夜凪&作者2人。

BOZEBEATS ★
 最終回。
 話については特に語る事はありません。結末に至るまでの何もかもが予想通りで、不満は無いけど心にも残らない。短期打ち切り漫画の中でも地味な作品になってしまいました。
 総評。絵はベテラン勢にも負けない高レベル。だけど良い絵を描ける人が、面白い漫画を描くとは限らない。漫画の奥深さを改めて教えられました。
 上手い絵も漫画として連続で見せられると食傷気味になるし、状況が分かりづらい。主人公である環も脇役達も「良い人」すぎて、個性が出なかったのもマイナス。漫画って本当に難しい。平野先生はお疲れ様でした。次作は原作者と組んでみても良いかと。

トマトイプーのリコピン ★★★
 いくらキュートピアでも脱走犯を逃したままにはしておかない。殆どゲームだけど。リコピンの無罪には興味ないけど、最後のミッションは絶対に成功させないと! リコピンは「HUNTER×HUNTER」の連載が再開されるまでファンに恨まれるでしょうね。この漫画が打ち切られない事を祈ります。