ジャンプ40号の感想

 ジャンプ展で売られている高級複製原画、流石にどれも高いなあ。いや、これでも安くしているのかも。本物の原画だったら、文字通り桁違いの値段になるだろうし。

 いよいよ今月のジャンプSQ.より「るろうに剣心」の新章がスタート! 週刊にも冒頭部分を載せるという熱の入れようです。
 私はもちろん読みましたが、第1話としては充分過ぎる出来でした。「キン肉マン」みたいに昔の連載時よりパワーアップしてくれる事を願っています。

Dr.STONE ★★★★
 表紙&巻頭カラー。半年でここまでの人気作になりましたか。素晴らしい。アニメ化も近いかな?
 電気を作るには発電機を動かすエネルギーが必要。火力、水力、風力、原子力。いずれも人力より遥かに大きなエネルギーを生み出してくれるんですよねえ。原子力発電は破棄されつつあるけど、本当にそれで良いのかな? でも危険なのは確かだしなあ。うーむ。
 電球を発明したのはジョゼフ・スワンというイングランドの物理学者だけど、電球を一般に普及させたのは間違いなくエジソン。彼は人類の、いや地球の歴史を変えたのです。夜の闇を制した人類は、24時間働ける時代を迎えた。それで苦しむ人もいるけど、エジソンの功績は色褪せません。
 ストーリーはもちろん、見開きでの電球が輝くシーンや、ラストの千空の最高の笑顔など絵でも魅せてくれるこの漫画、私的には2017年度を代表する名作に成りつつあります。他の連載陣よ、気合を入れろ!

ROBOT×LASERBEAM ★★★
 こちらも大人気作になったようです。藤巻先生、2作目のジンクスを完全に乗り越えましたね、おめでとうございます。
 先輩達は大奮闘して、トータルスコアを五分にしました。練習試合とはいえ全国トップレベルの強豪校に勝ちまくるとは、栄藍強いなあ。本番でも期待できます。
 チーム戦の行方はロボと朱雀の一騎打ちにまで縺れ込みました。ロボのミラクルショットについては、今更驚きません。奇跡を起こせるだけの努力はしてますからね、彼は。帝王の壁は依然として高いけど、ここまで来たらとびっきりの奇跡を起こせ!

ONE PIECE ★★★
 ペロスペロー、長男なのに将星じゃないので弱いかと思いきや、かなり強いな。クラッカーもそうたったけど、シャーロット家の連中が作り出す物は厄介で困る。
 変幻自在の飴細工でルフィ達を苦しめるペロスペローに、ペドロが命を捨てて挑む。7億の賞金首だもんなあ、自爆でもしなくちゃ倒せないか。これでもペドルは生きているだろうけど、ペロスペローは何とかなりそう。あとはカタクリだけか。ルフィと似た能力を持つ強敵にどう対抗する?

火ノ丸相撲 ★★★★
 新弟子検査を通り、プロと同じ土俵に立ったけど、それでプロの力士になれる訳じゃない。ほとんどの「未来の横綱」が力士養成員のままで、十両になるまでに消えていくんだよなあ……。厳しい世界です。小関部長が生き残ってくれる事を願います。
 火ノ丸達が去ったダチ高相撲部が心配でしたが、巨漢の新入生がたくさん入部してくれて一安心。全国優勝した部なのにレギュラー枠が3人も空いているし、美少女マネージャーが3人もいるし、高校生力士にとっては天国のような部なんだろうなあ。あっさり負けたら許さんぞコラ。
 小関に続いて火ノ丸も初戦を制したようで、これで第一部は完結。次回から大相撲編、つまりプロの力士になった火ノ丸達の戦いを描くそうです。最近は第二部になると失速する漫画が多いけど、この作品は大丈夫ですよね?

斉木楠雄のΨ難 ★★★
 新学期に転校生として新キャラを出すのは確かに安直だけど、そのキャラが面白いのならOK。麻生先生も自信があるからネタにしているんだろうなあ。
 そんな麻生先生が自信を持って送り込んできた新キャラ、鈴宮陽衣。女好きの鳥束がドン引きする程の不幸体質で、その自覚が無い。いや他人に迷惑を掛けているのは分かっているんだけど、自分の事を単なるドジっ子だと思ってる。これは致命的な勘違いですねえ。この学校に来なかったら、鈴宮さんは近い内に死んでいたでしょう。
 斉木のフォローで一件落着かと思ったら、鈴宮さんの不幸は本当に超能力レベルだった。鳥束と相卜はともかく、斉木にまで死相を出させるとは。鈴宮さん、不幸に関しては斉木を上回っているのかも。

約束のネバーランド ★★★
 センターカラー。
 謎の男はミネルヴァではなかった。それは分かっていたけど、ミネルヴァの友人などでもなくエマ達と同じ脱走者だった。他の施設とはいえ過去に脱走者がいたから、エマ達の施設の警戒も厳しかったんですね。迷惑な話だ。
 男は味方になってくれるかもというこちらの期待を裏切り、そのエゴを丸出しにします。物資が限られ、生活できるのもシェルターの中だけだとしたら、男がこれ以上人が増えるのを望まないのは分かります。だけどエマ達だって今更引き返せません。謎の男を味方につけるか、それとも倒すのか。エマ達の覚悟が問われそう。

鬼滅の刃 ★★★
 ムキムキねずみ、可愛いのか不気味なのか分からんデザインだな。この漫画がアニメ化されたらマスコットキャラとして売り出されたりして。
 宇髄も本格的に動き出す。最初からこうしていれば……とは言わぬが花か。こういう状況だからこそ強硬手段に出たんだろうし。
 炭治郎vs堕姫、今までの鬼とは桁違いの力を持つ上弦の鬼に対して、冷静に対応する炭治郎。頼もしくなったけど、それでも堕姫との実力差は歴然。この戦いの中でレベルアップするのか、助っ人が来てくれるのか。

ぼくたちは勉強ができない ★★★★
 ここ最近、出番が少なかった理珠ですが、今回で一気に挽回してきました。まさか自分からキスするとは。傍から見たら唯我の事が好きなのは明白なんだけど、そもそも彼女は「好き」という感情を理解できない様子。聖母のような紗和子さん、理珠に恋心というものを教えてあげてください(彼女も独り身ですぜ)。
 キスをする事の合理的な意味を知りたくて、唯我にキスをした理珠。間接キスで顔を赤くしたり、かなり可愛い。意味なんて考える必要ないだろ、唯我にドキドキするその気持ちが答えだよ!とツッコミたくなります。問題は唯我ですね。以前の事故のようなキスとは違う、積極的な理珠のキスにどう応えるのか。ヘタレた答えを出せないでくださいね。

ジキルの使い魔 ★★★
 第12回金未来杯、第1弾。作者は石川光貴先生。第9回の金未来杯に「ネジヤマさん。」という読切でエントリーしましたが、福田健太郎先生の「デビリーマン」に敗れて連載は勝ち取れませんでした。3年越しのリベンジですね。
 金未来杯の一番手は編集部からかなり期待されているそうですが、それも納得の出来。作画、コマ割り、いずれも新人としてはレベルが高く、見飽きる事無く読めました。
 ストーリーは捻らず、あえて王道にしたようです。ちょっと捻くれた少年と、純真な男の子のコンビは漫画界の伝統ですよねえ。目立った欠点は見当たらないけど、王道過ぎるとも思いました。今後の作品によっては「地味な作品」に見られるかも。

ブラッククローバー ★★★★
 偽ザクスの本名が判明。今は捻くれているけど昔は良い仲間が居たようです。亡き親友の夢を受け継いで、魔法騎士になろうとしているのかな?
 キルシュ、一回戦では見事な戦いぶりで株を上げたけど、両方の意味で落ちましたね。アスタを下民と見下すのは、特大級の負けフラグなのに……。驕り高ぶったエリートを、単なる落とし穴と体を張った突撃で倒す展開はスカッとしました。TVアニメも盛り上がると良いなあ。

ゆらぎ荘の幽奈さん ★★★★
 扉絵やタイトルから想像してたけど、今回は、いや今回もかなりブッ壊れたお色気サービスをやってくれました。
 ノーパンプレイを強いられただけでも大変なのに、パンツになった好きな男の子を履いてしまうという高度過ぎるプレイをする羽目になった千紗希。彼女の担当回は、いつもこんなのばっかな気が。千紗希はミウラ先生を訴えても良いと思うぞ(笑)。
 こゆずが途中で気付いてくれたけど、やっぱり上手くいかず。相変わらずドジっ子だけど、女子高生になったこゆずは可愛かったので良しとしよう(笑)。眼福、眼福。

ハイキュー!! ★★★★
 音駒、早流川の狙いには気付いていたのね。監督も選手もキレ者揃いだから当然か。Aパスに甘やかされていると言われていたのを「過保護上等!」と開き直るのが何気にグッド。
 早流川が疑心暗鬼に囚われて自滅してくれれば楽だったけど、相手も全国まで来た強豪。楽には勝てませんよね。
 それでもジュース状態での白熱した戦いは音駒が制して、また一つ「ゴミ捨て場の決戦」の舞台に近づいた。チームのみんなが研磨を信頼しているように、研磨も仲間を信頼している。主人公チームの最大のライバルに相応しい、良いチームです。

食戟のソーマ ★★★
 第三戦、セントラル側の選手は連戦になる斎藤とお久しぶりの叡山、天才パティシエの茜ヶ久保もも。敵である創真達にもフレンドリーに接するももですが、それは創真達を格下に見て、対等の相手だと思ってないから。なかなかの傲慢っぷりですねえ。薊に協力しているのも納得できます。
 対戦カードは斎藤vs創真、叡山vsタクミ、そしてももvs恵。作中では未だに低評価な恵だけど、成長の速度なら彼女は創真を越えています。それに四宮の特訓も受けているみたいですからね。ももちゃん、恵を甘く見ると痛い目に遭いますよ。むしろ痛い目に遭って泣くももちゃんの顔を見たい(悪趣味だぞ)。

HUNTER×HUNTER ★★★
 ミュハン、馬鹿に見える挑発をしたけど、ツェリードニヒへの忠誠心は本物みたいですね。単細胞キャラに見えてそうじゃないのは、この漫画のキャラらしい。
 動き出す狩人。暗殺者の目的が念能力の習得妨害だとすれば、既に念を習得している6名、その内ヒュリコフを除く5人の中に暗殺者は潜んでいる。問題はその内の4人が正体を隠している点ですね。ヒュリコフが協力してくれれば助かるんだけど。
 ミステリーっぽくなってきた所で、次号からまたまた休載。今期はきっちり単行本一冊分でしたね。年内に再開するという巻末コメント、信じても良いんですね、冨樫先生?

僕のヒーローアカデミア ★★★★
 全てを壊して、復元できるオーバーホール。とんでもない個性だけどミリオは壊せない。彼は個性だけでなく、心も強い。それに守るべき存在がいるヒーローは何よりも強い。今回のミリオは本物のヒーローでした。
 だけどオーバーホールも、そして彼の部下も半端ではなかった。音本を仲間に誘ったオーバーホールの言葉は真実であり、その思いが音本を動かして凶弾を射たせた。その銃弾は敗北フラグを避け切れなかったミリオに当たるのか、それとも……。ヒーローの敗北は受け入れられるけど、悲劇だけは起こらないでほしい。

銀魂 ★★★★
 今まで幕府と戦い続けてきた桂と、何かに縛られる事を嫌って地球を飛び出した坂本から王と認められた。喜々にとってこれ以上の誉れは無いでしょう。茂々を暗殺してからの彼は堕ちる一方だったので、ここまで重要なキャラになるとは思いませんでした。最後の将軍に相応しい漢の冥福を祈ります。
 そしてここで超お久しぶりの巫女姉妹が登場。龍脈の守護獣だという定春の設定、すっかり忘れてました。しかしこれで彼女達は虚の計画にとって最大の障害になってしまった。虚は当然、姉妹と狛子を狙ってくるでしょう。定春は彼女達を守る為に駆けているのかな? レギュラーキャラなので死なないとは思うんだけど心配です。

磯部磯兵衛物語 ★★★
 連載250回記念でセンターカラー。この漫画、もう5年も続いているのか。仲間先生、お疲れ様です。
 この漫画はバトル漫画ではないけど、強さの順番が気になるのは男子としては仕方ない。でも最強キャラはもう決まってるからなあ。そして実際、その通りだったし。結果の見えている勝負はつまらない、磯兵衛が投げ出すオチにしたのも分かります。超サイヤ人になった悟空にヤムチャが挑むようなものだし。

シューダン! ★★★
 掲載位置は相変わらず下位。うーむ……。
 連載の先行きは不安だけど、子供達はちゃんと成長している。練習日を増やしたり、主力の3人をトレセンの試験を受けさせたりと監督もやる気を出していますね。指導者が優秀なら、チームはほぼ安泰です。
 県内の猛者が集うトレセンでも、七瀬は別格の存在感を出しています。男女の差がそれ程出ない年代とはいえ、女子でトレセンレベルの選手とやり合えるのは凄いな。七瀬の事を認めた律は良い奴だけど、大会では強敵になりそう。
 
青春兵器ナンバーワン ★★★★
 No.3と6、9のトリオは零一達の劣化版にしか思えなかったけど、今回で個性を爆発させましたね。特にNo.3はクソ真面目な暴走キャラという美味しいポジションを得ました。今後、出番が増えるかも。
 気楽に始めたブログやtwitterが大好評で、のめり込んでしまうのは私も経験あります。日常生活を犠牲にして、時には人生そのものを投げ捨てるような事をしてでも新しいネタを求めて、更新させる。今回のNo.3達は馬鹿だけど笑えません。彼らも私も、歪に進化した現代文明の犠牲者なのです(言い訳すんな)。
 今回は色々な料理が出たけど、長谷川先生のお母さんが監修してくれたそうです。料理上手なんですね。お母さんも片手直割り四連とか海神剣とか使えるのかな?(多分無理です)

クロスアカウント ★★
 玉梨が風呂から出ずに、いきなり土下座したのには不自然さを感じました。細かい事かもしれないけど、そういう部分を疎かにして打ち切られた漫画を数多く見てきたので。そして恐らくこの漫画も……。
 露天風呂で気になるあの子とドッキリ&女子がたくさん入ってきてさあ大変、というラブコメでは見飽きる程に見たイベントで、新鮮味は全くありません。女子の裸がたくさん出たのは嬉しいけど、それだけで戦える程ジャンプは甘くない。ぶっちゃけ「幽奈さん」の千紗希の方がエロかったです。
 自分の正体に気付いていない友達の為に、文字通り体を張れる菜乃花ちゃんはマジで良い子。真麻がいなかったら、玉梨との恋を応援できるんだけどなあ。

腹ペコのマリー ★★★
 冒頭のサル顔漫画家は田村先生がモデル? ハーレムっぽい事をやってたみたいで、つまり男の敵ですね。おのれー(苦笑)。
 アンナはマリーがタイガに恋している事に気付いてしまった。あー、やっぱりこういう展開になったか。正確にはタイガではなく、彼のご先祖様にして前世の男になんだけど、なかなか厄介な話になってきました。最終話までに纏められるのかな?
 あと今回はサービスシーンが多めでした。ここまで読んでくれた読者への感謝の現れなのか、それとも田村先生が単に女性の裸を描きたかったのか。どちらにしても私は満足。