ビッグマムは昔「何者」だった?ベッジがそれを知っている理由考察


第889話“未知のママ”にて、ベッジの船でこんなシーンがあった。

・サンジ「敵は“味”で打ち負かす!!!」

・ベッジ「あァ!!? 夢見てんじゃねェよ!!! 今日まで世界中のうまい菓子を食ってきたビッグマムの想像を超えるケーキを作るだと!? 不可能だ!!!」

・サンジ「ああ 作れなきゃおれ達の命はねェ!!」

・ベッジ「成功したって奴はおれ達を生かしちゃおかねェぞ!!!」

・サンジ「望むところだ!!!」

・ベッジ「――さては知らねェな…ビッグ・マムが昔何者だったか!! 今消さなかった事を後で必ず後悔するハメに…」


マムに食わせるケーキに毒や爆薬を混入させたいベッジと、コックのプライドにかけてそれは出来ないと言うサンジのやり取りだが、気になるのはやはりベッジのこのセリフ。

――さては知らねェな…

ビッグ・マムが昔 何者だったか!!


マムは「規格外の怪物」…そんな事は皆知っている。

ベッジはこれを上回るほどの「何か」を…「昔のマム」を知っているんだろうか?

今回はこの件について考えてみたい。

ビッグ・マムが昔 何者だったか!!

今消さなかった事を後で必ず後悔するハメに…


コレは正に、マムが昔カルメルを食べた事を指しているんじゃないだろうか。

つまり「マムはカニバルである」とベッジは言いたいんじゃないか、と。

ここでマムを爆薬なり毒なりで始末しないと、美味いケーキを食べたマムに周囲の人間全員が食べられてしまい脱出もなにも全てが台無しになり後悔するぞ、と考えたのではないか。

何故ベッジがそれを知っているのか。

やはりその情報源は目撃者であるシュトロイゼンから聞き出したと思われる。

ベッジは城をケーキに変えたシュトロイゼンについてこう言っていた。

シュトロイゼンの能力だな

あいつだけはずっと謎の存在だった

――戦っても相当強ェ筈


これは、過去にシュトロイゼンに何かしらの探りを入れていたと考えていいだろう。

それはおそらく、暗殺対象であるマムについての情報を少しでも引っ張る為。

その時に、シュトロイゼンがうっかり口を滑らせていてもおかしくない。

内容は、マム(リンリン)との出会いについて?

60数年前、リンリンの誕生日に起きたあの出来事をシュトロイゼンが語っていたとしたら…

セムラのクロカンブッシュを頬張るリンリンが、勢い余ってカルメルや子供達まで食べてしまったというあの事件。

コレを知ってしまったベッジだから、「今消さなかった事を後で必ず後悔するハメに…」と言うのは納得できる。

美味しいウェディングケーキを食べてしまったら、その勢いで「あの時の再来」が起こらないとも限らないぞ、とベッジは考えているのかもしれない。

あの過去回想を今に繋げるとしたら、ここでベッジに語らせるのはアリだろう。

そして、マムのあの日の奇行は全巨人族にも伝わっている事から、一般には公にならないまでも闇の世界では知れ渡った話なのかもしれない。

であるなら、ベッジのあのセリフにも合致する。

――さては知らねェな…


このセリフから、それを知っている者もそう少なくない事が伺える。